ジェンダーやセクシュアリティ、異文化交流に関連した研究文献を読みます。研究者の議論に触れることで、卒業論文作成に向けて問題意識を明確化し、方法論を学びます。
その後はプレゼン→グループ討論→全体討論の繰り返し。ゼミ員全体で疑問やアイディアをぶつけあう中で、ひとりひとりの「好き」「面白い」のなかから研究テーマが絞られていきます。ユダヤ人問題や隠れキリシタン、中国の「纏足(てんそく)」など歴史的なテーマから、女性の働き方、生理用品やランドセルといった身近な生活の中のジェンダー問題、そして漫画やアニメを題材とした研究まで、多彩なテーマが集まっています。
演習Iと同様、「新聞レポート」も続けます。ゼミ生それぞれの視点で、面白い・大事だと考える現代社会の問題に触れていくことで、それぞれ関心の幅を広げていきます。
研究する分野の知識を得ることに加え、発想力を磨くこと、さまざまな視点から柔軟なものの見方ができるようになること、長いスパンで物事を見ることができるようになることも演習 II の目標です。
社会学部
ほかの授業ゼミレポート
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faculty of sociology