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社会学部|社会学部 社会学科
2020年12月14日
塚本正文ゼミナール
社会学演習Ⅰ
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観光行財政を通して地域の活性化を学ぶ

 この研究室は、観光による社会現象や経済効果を分析・理解することで、自然や観光資源と共存するまちづくりを考える研究活動を行なっています。観光分野は旅をすることが学ぶことに繋がるので、飛行機に乗って、電車に乗って仲間と観光地に出かけて行き、その目で現地を確かめ、地域の人の声に耳を傾け、時には観光客の中に混ざって観光資源を見に行きます。

 

 研究室の2年生は観光地としての京都や鎌倉に注目し研究活動を行います。両都市とも古くから栄えた都市にふさわしく多くの観光資源をもち、さらに誘客宣伝を絶えず行う町の努力が実り人気の観光地です。一方で交通機関やお店に観光客が集まりすぎる現象が生じ、住民の生活に支障が出ないよう対策が必要になっています。学生たちは2つの古都から、多くの観光客が同じ時に同じ場所に集まらないよう分散させる工夫や、住民と観光客が共に快適なまちづくり政策を学びます。古都での現地調査を行い、行政の仕事の内容やその活動資金について理解したうえで、観光振興・まちづくりについて報告書をまとめます。研究活動を通して、行政や観光業がどのような仕事を担っているのか学ぶことができるため、将来に向けて自分の職業の適性は何か具体的に意識できる研究室です。

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