フィールドワークの基礎をつくる―話を「聞く」「聞かれる」―
「フィールドワークがしたいんです!」「現場の話を聞きたい!」と意気込む学生。この意気込みは大歓迎。しかし、行けば何かが待っている、というわけではありません。何気ないものからおもしろいことを見つける観察力、そこから研究につなぐ発想力が必要です。フィールドを見つけるのも、そこでおもしろいものを見つけるのも自分次第。
2年生のゼミでは身近なゼミの友人にインタビューすることから始めます。
準備したつもりでも、最初は5分程度しか話がもたず、想定外の答えに窮し、先に進めなくなる学生も続出します。でも、それで良いのです。「聞く」ことの難しさを知る!ここから学びの第一歩が始まります。ゼミ生の様子をみながら、町にもでかけます。
学生の数だけテーマも多彩。お互いに「聞く」「聞かれる」ことを通して刺激を受け、表面的な技術ではなく、物事にいろいろな角度から問いかけましょう。その思考が社会に出たときに役立つはずです。
社会学部
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