高校に入学したとき、高校の話は中学の友達にしていました。「中学の方が楽しかったよ」「中学に戻りたいよ。」
そして、大学に入学したとき、大学の話を高校の友達にしていました。「高校がいちばん楽しかったな。」「高校生に戻りたいな。」
大学を卒業し、教員になった今、教員の話は、大学の友達にしています。「大学がいちばん楽しかったね。」「あのときもっと楽しんでおけば良かった…。」ぜひ、自分のそばにいる人を大切にしてください。「あのときの大切な思い出」は、「今」かもしれません。
センターのご案内/About
卒業生からの応援メッセージ
DAITO
VOICE
勤務地:蓮田市立蓮田南中学校/教科:国語
秦 優人さん
ぜひ、自分のそばにいる人を大切にしてください。
Q.教員を目指した理由は?今はどうですか?
教員になりたいという夢ができたのは、中学校頃であったと記憶しています。障害のある自分がなにひとつ不自由なく生活できたのは、家族や友人の支えはもちろん、学校の先生方の支えが大きく、私もそんな先生方のような教員になりたいと、日を重ねるごとに強くなってきました。
また、高校二年生の時の現代文の先生との出会いが、国語科の教員を目指すきっかけでした。授業で扱った作品を、先生本人がとても楽しそうに授業をされている姿を見て、「自分もこんな先生のように、ひとつの作品を心から好きでいて、子どもたちに教えたい。」そう思い、国語科の教員を目指しました。
いろいろ考えた末、中学校の教員の道を選びましたが、子どもたちと「ことば」を大切に、日々楽しく、自分も子どもたちから学ばせてもらいながら授業に取り組んでいます。
Q.大学(教職関係の講義や教育実習等)で学んだことは?
教育実習では、生徒や実習校の先生方と積極的にコミュニケーションをとることを意識して臨みました。そしてなにより、教員は授業が命です。教材研究には特に時間を費やし、担当教員と夜遅くまで相談をし、計5時間の授業を3クラス担当させていただきました。
研究授業では数多くの先生方に見ていただき、授業に対しての批評が書かれた紙は、いまでも大切に保管しています。