教員という仕事に対し、不安やわからないことがたくさんあると思います。確かに限られた時間で生徒と関わり業務をこなすことは大変で思い通りにいかないことばかりです。しかしそれ以上に生徒が成長していく姿を間近で見られるこの仕事ほど、達成感とやりがいのあるものはほかにないと思います。ぜひ教員を目指した気持ちを持ち続け、目標に向かって努力して欲しいです。また自分が悩んだり上手くいかなかった時に相談できるのは、教職課程センターで出会った仲間でした。学生の皆さんも今の仲間を大切にして欲しいです。
センターのご案内/About
卒業生からの応援メッセージ
DAITO
VOICE
勤務地:つくば市立谷田部東中学校/教科:社会
犬飼 悠稀さん
学生の皆さんも今の仲間を大切にして欲しいです。
Q.教員を目指した理由は?今はどうですか?
私が教員を目指したきっかけは二つあります。最初のきっかけは高校時代の恩師(野球部顧問の先生)との出会いです。部員一人一人の特徴を見抜き、的確に指示を出す姿に憧れを持ちました。また退部を希望した部員に対し、親身に相談に乗る恩師を見て、教員は言葉で生徒の心を動かすやりがいのある仕事だと感じたからです。教員になり恩師に、「まさか本当に先生になるとは」と言われた際は定年された恩師に代わり、これからは私が生徒達を育んでいく番だと強く感じました。二つ目のきっかけは大学の学習支援ボランティアでの生徒との出会いです。授業や学校行事に意欲的に参加する生徒を見て、「生徒達の一生のうちの三年間に関わりたい」と思ったことがきっかけです。
Q.大学(教職関係の講義や教育実習等)で学んだことは?
教科教育法の授業では、資料の提示がいかに大切かを学びました。生徒達のこれまでの知識を覆す資料や問いを出すことで深い学びにつながることを実感しています。また、学生同士で模擬授業も自分とは違う視点に気がつくことができます。教育実習では、朝の立証指導を毎日行いました。生徒が朝にしか見せない表情や会話から小さな変化に気がつく大切さを学びました。今でもこれを実践し、生徒との関わりを大切にしています。