<3大学合同ゼミワークショップ>
2019年11月9日(土)に、立教大学(池袋キャンパス)で開催された3大学合同ゼミ(立教大学経営学部 有馬ゼミ, 法政大学キャリア・デザイン学部 酒井ゼミ, 大東文化大学経営学部 首藤ゼミ)のワークショップに参加しました。ワークショップでは、それぞれのゼミが独自のテーマに沿って研究した製品市場の再導入(nu board (ヌーボード)の事例) やインターネット上のバーチャル・コミュニティのプロモーション開発などといった研究が発表されました。どの発表も大変内容が濃く、またそれに対しての質疑応答も丁寧で、有意義な時間となりました。ちょっとした疑問でも理解するまで質問し続ける姿勢は学びの本質そのものであると感じました。さらに、ただ研究成果を発表して聞くだけではなく、他のゼミと合同で行う中で、普段のゼミでは思いつかない視点や自分たちでは気づかない問題・課題点などに気づくことができ今後のゼミ活動に生かしていきたいです。
最後になりましたが、今回の合同ゼミを開催するにあたり、ご尽力してくださった先生方、遠いところからお越しくださった各大学の皆様、また会場の設営にご協力してくださった皆様、この場を借りて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。(首藤ゼミナール・吉澤朋輝)
<第59回インナー大会>
2019年11月17日(日)に、中央大学(多摩キャンパス)で開催されたインナー大会に首藤ゼミナールが参加しました。インナー大会には、多数の大学が参加する中で私たちは、高千穂大学、関東学院大学とともに「東京オリンピックに関する経済学的・マーケティング視点からの理解・研究」をテーマに討論会をしました。
インナー大会とは、60年以上続く日本学生経済ゼミナールという学生による学術団体が中心となり、「研究活動の促進」と「他大学の学生との交流」を理念に掲げ、学生に日頃の研究成果を発表する場を提供している大会です。大会参加者数は毎年1500人と日本でも最大規模の学術大会となっております。参加者は全国各地から集まるため、日本全国の学生と交流を行うことが可能です。
大会部門は2チームあるいは3チームにより一つの共通テーマに沿って議論し、研究を発展させることを目的とした討論部門、日頃の研究成果をパワーポイントにまとめ発表技術や内容について競い合うプレゼンテーション部門の2部門によって構成されています。大会の審査は大学教授に行なわれます。
1チーム当たり30分の発表を経て30分の討論をします。私たち、首藤ゼミナールは「2020年東京オリンピックのマーケティングに関する基礎的研究~スポーツ・マーケティングの理論を基礎として~」という題でインナー大会に臨みました。研究方法は、『スポート・マーケティングの基礎』 B.G.ピッツ、D.K.ストットラー著 首藤禎史・伊藤友章 共訳, 白桃書房, 2006.や首藤禎史「わが国のスポーツ・マーケティングの概念枠組みを求めて」『経営論集』第7巻, 大東文化大学経営学会, 2004.など首藤先生の論文を中心に研究し、研究発表しました。
当日は、討論が白熱したせいか、予定通りの進行が出来ず少し長引いてしまいましたが、他大学のゼミとの討論の楽しさ、大学ごとの考え方の違い、そして自分の考えを相手に伝える難しさを学びました。
最後に、研究内容のみならず討論内容の完成度も高かった高千穂大学、関東学院大学の皆さん、議長団並びに助言講師の方々、素敵な討論の場所を提供してくださった中央大学の皆さんには、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。(執筆者:首藤ゼミナール高原・並河)