去る11月16日(土)、板橋キャンパス3号館0111教室を会場に、第18回学術シンポジウムが開催されました。
本学術シンポジウムは、中国語学科が本学大学院中国言語文化学専攻と共同で、毎年秋に開催されてきました。今回は日本中国語学会関東支部と連携し、共同開催の形を取りました。当日は、学会関東支部例会責任者の荒木典子先生(首都大学東京)からご挨拶頂き、多数の参加者による活発な質疑応答がくり広げられました。
今回のシンポジウムでは、本学大学院博士課程後期課程修了生(博士学位取得者)である藤本健一氏(順天堂大学国際教養学部助教)、王正氏(中国四川大学文学メディア学院副研究員)の参加があました。王正氏は日本での資料収集、調査の目的も兼ね、本シンポジウムのために中国から参加しています。
発表テーマ
藤本健一氏:Dictionary of Philosophical terms(1913)の哲学新語
―底本『哲學大辭書』(1912)との差異を中心に―
王 正氏:『篆隷万象名義』校勘芻議
シンポジウム開催に先立って、午前中には大学院博士課程前期(修士)課程の学生5名(朱靖偉、陳舒媛、涂麗君、楊暁彤、趙丹楠)による、修士論文中間発表が行われました。
四川大学文学与新聞学院HP
http://lj.scu.edu.cn/info/1108/3299.htm
日本中国語学会HP
https://ss1.xrea.com/www.chilin.jp/event/kantoo.html#m2019-3