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2024年度 現地研修写真コンテスト 結果発表

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2024年度 現地研修写真コンテスト 結果発表

 国際関係学部の2年生以上夏休みに参加することができる海外研修である「現地研修」の参加者による写真コンテストの結果が、11月19日(火)の第26回Asian Languages Speech Contestにて、発表されました。

今回の写真コンテストは、今年度渡航地域であった中国、韓国、ベトナム、タイ、インドネシア、インドの6カ国から合計33点の作品が出展され、本学部の1年生により、投票が行われました。

また、今年度は本学部の教員による、「教員奨励賞」を新たに選出することとなり、教授会にて投票を行いました。

講評

11月19日のスピーチコンテスト会場において表彰後に国際文化学科 鈴木真弥 先生より講評をいただきました。

 

鈴木先生は、今回のコンテストのテーマは「People on the streets 路上に生きる人びと」であり、現地の魅力を伝えるために写真を通じて表現し、写真を見た人たちと発見や驚きを共有することで、次回の現地研修に繋げることが趣旨であると説明されました。

また、昨年度のテーマも「路上」でしたが、テーマに対する理解が不足していたため、今年度は撮影方法や撮影対象との距離感について学ぶ事前研修を実施し、テーマへの理解を深めました。この取り組みにより、学生たちは普段自撮りや料理の写真を撮る際とは異なった、作品としての写真を撮影する技術を身につけ、今回の作品が良い仕上がりになったのではないかと振り返りました。

最後に、入賞作品以外の写真も、今年度は現地の臨場感を感じさせる写真が多かったと述べ、今回のコンテストを参考に、1年生にはぜひ来年の現地研修に参加し、現地の魅力を発見して写真を通じて伝えてほしいと講評を締めくくりました。

入賞作品紹介

最優秀賞

ベトナム

「路上でトランプをする観光客」 篠田皐太 さん

 

"トレインストリートという観光地で撮影した一枚。

電車が通り過ぎた後、突如4人組の観光客が線路に座り込み、トランプをし始めた。"

優秀賞

インドネシア

「生きる」 宮崎建吾 さん

"生きるためのお金を路上で稼ぐ人の辛さ、大変さが漂う一枚。"

入賞

インドネシア

「野生のピカチュウ」 宗貞彩瑛 さん

"親しみやすい見た目だが、生活費を稼ぐためにボロボロになりながらも人々に手を振り続ける。

この国の貧しい部分を表現する一枚である。"

教員奨励賞

ベトナム

「大量の靴を運ぶ商人」 朝山勇陸 さん

"バイクや車が道を走っている中、ひときわ目立っていた様子の、台車から溢れる量の靴やサンダルを運ぶ商人。

ベトナムらしさが詰まったこの一枚は、日本ではなかなか見ることのできない光景である。"