小尾淳准教授と学生7名が「子ども大学ひがしまつやま」で小学生にアジアの魅力を伝授!
11月9日(金)、東松山市と大東文化大学地域連携センター主催の「子ども大学ひがしまつやま」に、本学部の小尾准教授と学生7名が参加しました。小学生約40名にアジアの国々や文化、言語について紹介する授業を行い、インド舞踊体験を通して異文化理解を深めました。
「子ども大学は小学生のための特別な大学です。市内の大学キャンパスや動物園を会場に、子どもたちの好奇心を刺激する特色ある講義を行います」(東松山市HP)。
東松山市内在住の小学4年生~6年生約40名が参加しました。まず、小尾先生の紹介から始まり、授業の流れが説明されました。アジアの地理的位置の確認として、白地図にアジア6州の色分けを試みましたが少し難しかったようです。次のアジアの国旗クイズは皆元気に答えてくれました。国旗の色やシンボルがの意味について説明すると、皆熱心に聞き入っていました。
次に、本学部の学生7名が名前と選択言語を紹介しました。「アジアの言語でこんにちは」と題して学生たちがヒンディー語、ベトナム語、インドネシア語、アラビア語、タイ語で書いて発音してみせると、様々な反応がありました。
次に、小尾先生の専門であるインド文化の紹介です。「宗教」や「民族」といった用語は小学生には難しかったと思いますが、質問するとそれぞれしっかり考えて答えてくれました。ヒンディー語とタミル語のように一つの国の中で全く異なる言語があることも驚いたようです。
授業の後は民族資料室に移動して国際関係学部が所有する衣装やジャワガムランを見学しました。各自、ガムランを叩いてみて音色を楽しみました。
さて、最後はインド舞踊体験です。一人一人にインド女性がつける「ビンディシール」をプレゼントし、眉間にシールを貼って、バングルをつけて基礎練習を体験しました。慣れないハンドジェスチャーやポーズにとまどっていたようですが、とても元気に踊ってくれました。学生のパフォーマンスには大きな拍手が送られました。
以上、短い時間でしたが充実した授業となりました。
小尾准教授は授業後「大学の授業を小学生にかみ砕いて教えることの難しさを感じる貴重な体験ができました」と語っておられました。
東松山市役所の皆様、地域連携センターの皆様、ご協力どうもありがとうございました。