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レポート英語圏

【アメリカ】ウエストフロリダ大学

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  こんにちは。アメリカのフロリダ州、ペンサコーラにあるウエストフロリダ大学に留学している外国語学部英語学科4年の臼井恵里佳です。とても早いもので、この留学レポートが私の留学の最後のものとなってしまいました。今回のレポートが、少しでも留学を考えている皆さんの情報や知識となればいいなと思います。

 

 最初に学習についてです。前のレポートでも述べたように私はIEPという語学コースと大学の学部の授業としてアンソロポロジーを受講しています。月曜日から金曜日の午前中はIEPでグラマー、ライティング、リスニング・スピーキングの授業をとっています。中でも特に、難しく、英語力向上の鍵になっているのはライティングの授業だと思います。IEPのDirectorが私のクラスの先生で、この春学期だけでミニマム2000語のエッセイを4つ書きました。課題として300語程度のパラグラフを毎日提出します。また、そのエッセイの中でアカデミックジャーナルからの引用を最低2つしなければいけないので、毎日授業が終わってすることは図書館に行き、エッセイの中で使うアカデミックジャーナルを2つ見つけ、読み、引用箇所を決めて、やっとパラグラフを書き始めるということです。最初は英語を読む力もなくジャーナルを読むだけで相当な時間を費やしました。加えて、書く力もなかったのでとても苦労しました。そのようにして提出したパラグラフは次の日にスクリーンに映し出され、一人一人のライティングをみんなで添削します。他人のライティングのミスに気づくことはすごい自分のライティングの力になると思います。留学が始まった当初、私のライティングはアカデミックライティングとはかけ離れていました。レベル2から始まり、今はレベル5のIEPの中で一番ハイレベルのクラスにいます。ウエストフロリダ大学のIEPの良いところは日本人が少ないということです。現在日本人は私しかいないので必然的に英語しか話せない環境になっています。レベル5のクラスはコロンビア、エルサルバドル、ベネズエラ、クウェート、ベトナム、韓国、インドネシアからの生徒がいます。南米からの生徒が多いので授業中は、積極的な授業参加で賑やかです。

 

 次にペンサコーラでの生活についてもう一度書いておきたいと思います。アメリカではどこでもそうだと思いますが、車がないとどこにも行けません。車を持っている友達もたくさんいるので不自由はしていません。ですが、夏学期から留学が始まるとなると、夏は授業を取っている学生がほとんどいないので、友達を作るのも少し大変かと思います。私の場合は、夏学期はUberを使っていました。Uberはタクシーのようなもので携帯で配車を予約すると駆けつけてくれます。一般人がアルバイトとしてやっているタクシーのようなものです。しかしタクシーよりはるかに安く、アメリカ人もよく使っています。

 

 次に携帯についてです。留学する前に一番不安だった携帯事情ですが、私は日本で使っている携帯を機内モードにしてWI-FIに繋いで使っています。不便なように思えますが、大して不便ではありません。ほとんどのお店にFREE WI-FIがあります。日用品の買い出しは、大学の近くにTargetとPublixというアメリカでは有名なスーパーがあり、学バスを使って無料でいくことができます。

 

 最後に休日や春休みの使い方についてです。春学期は学期の途中に1週間程度の春休みがあります。私は春休みを利用してメキシコのカンクンに行ってきました。ペンサコーラからマイアミまで9時間ドライブし、マイアミからカンクンに飛びました。初めて見るカリブ海はとても青く綺麗で、メキシコは英語ではなくスペイン語なので文化と言語に触れてとても楽しかったです。マヤ遺跡を見たり、青の洞窟セノーテに行き8メートルの高さから飛び込むケーブダイビングも経験しました。アメリカに留学していなかったらメキシコに行く機会はなかったと思います。なのでアメリカに留学してこんな素晴らしい経験ができてよかったと思います。残りの留学生活1ヶ月を切ってしまいましたが最後まで喰いの残らぬように頑張りたいと思います。