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レポート英語圏

【アメリカ】北マリアナ大学

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 こんにちは。アメリカ、サイパンにある北マリアナ大学に留学している英語学科4年の菊池徹です。今回のレポートが私にとって留学中最後のレポートになります。今回は授業のこと、サイパン事情、留学を通して感じたことについて書いていきたいと思います。

 

 

<授業 ELI>

 授業は月〜木曜日まであり、春学期は英語のクラスは2つEN92(Speaking), EN95(Writing)を受けていました。EN92の授業内容は、ほぼ毎日、講師が選んだテーマについてクラス内で話し合うというものでした。時には難しいテーマを扱うのでその場で自分の意見を英語で言うことはとても苦労しましたが、英語力向上には効果的でした。EN95の授業に関してはひたすらエッセイを書きます。春学期が始まってから4つのエッセイを書きました。テーマは様々で、私はサイパンの廃ホテル、廃工場問題やオーストラリア固有動物についてなどを書きました。英語を書く力を身につけられるだけでなく、サイパンやオーストラリアの文化、日本との関係を学ぶことができて楽しかったです。

 

 

<サイパン事情>

 サイパンというと海が綺麗な場所で有名ですが、本当に綺麗です。ですが小さな島で観光地ということもあり、島の中心地のガラパンで見かけるのはアジア系の労働者、観光客ばかりで、英語だけでなく中国語や韓国語が飛び交っていました。正確な数字はわかりませんが島の人口の半分はアジア系の人々だと感じました。英語だけでなく他の言語も学べるという点ではいいかもしれません。私の移動手段は主に自転車とタクシーでした。サイパンのタクシーは日本のものと比べるとかなり安く利用でき、島の端から端まで乗っても3〜5$ほどです。サイパンには自転車用の道路がないので自転車で移動するときは注意が必要です。常夏なのでタオルと帽子は多めに持って行きましょう。

 

 

<留学を通して>

 サイパンに行く前は、観光地で本土と比べると日本人が多いのでどうかと少し不安に感じていたのが本音ですが、サイパンに来て本当に良かったです。今まで困難を避けてゆるく生きてきた私にとってサイパン留学の環境、過酷さが身体的にも精神的にも私を成長させてくれました。英語を学ぶだけでなく、これらのことも留学を通して得られる最も大きなものの一つだと思います。将来やりたいことも見つけることができたので、日本に帰ってからはそれを実現するために頑張ります。残り2週間ほどの留学生活ですが、サイパンで出会った友達と、最後まで楽しい時間を過ごそうと思います。

 

写真は毎週木曜日にガラパン地区で行なわれるお祭りと、禁断の島に行ったときのものです。