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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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 初めまして。国際関係学部国際関係学科4年の村山彩夏と申します。私は2月からオーストラリアのゴールドコーストにあるグリフィス大学付属の語学学校に通っています。今回はオーストラリアでの学び、生活についてお伝えしたいと思います。

 

【GELI(=Griffith English Language Institute )で学べること】

①英語、基本的な海外の大学における学術的ルール

②オーストラリアの文化

③他国の生徒の考え方や文化

④クリティカルシンキング(批判的思考)

 

①英語学習

 1つのコース期間は5週間で毎回学習する内容はしっかりと計画されており、中身が濃く、英語力上達に効果的な授業だと思います。様々なテーマに沿って英語だけでなく一つの教養としても学ぶことが出来ています。しかし英語を学んでいるという意識が薄れがちになりやすい環境であるため目的意識を忘れずに過ごすことが大切だと思っています。(授業内容が面白いと言う意味です!)

 

②オーストラリアの文化

 授業を通して文化を学ぶことができています。先生方も授業の中でオーストラリアについての情報をたくさん伝えてくれます。そしてクラスの中で学んだことは一歩外に出て、話す、見る、聞く、と実体験として知ることができる環境にいるため最大限にオーストラリアで学んでいる機会を生かそうと行動しています。

 

③他国の文化について

  GELIは語学学校であり、ゴールドコースト校は特にアジア圏からの生徒が多いですがどの地域の生徒であれ、異なる文化を持っていることには変わりありません。一緒に授業を受け、会話をし、食事をしていく中で面白い文化の違いに出会えます。もちろんオーストラリアにいるのだからオーストラリアの文化をもっと知りたいと留学当初は今よりも強く思っていました。しかし5ヵ月が経ち、現在は環境を最大限に利用し楽しむようにしています。

 

④クリティカルシンキング

 本や講演、様々なシーンにより多様な解釈がなされる言葉ではありますがコトバンクで検索をかけると「物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的・客観的に理解すること」と定義されています。海外においては教育の基礎ともいえる思考法ですが日本ではまだあまり浸透しているとは言えません。しかし近年、ビジネスシーンにおいて注目を集めているのが事実です。このような考え方を毎日の授業を通して学びます。日本では全く考えたことのないような社会問題について学び、話し合い、文章を書くという機会は語学学習以上に私にとってはとても意味のある体験になっています。

 

 

【オーストラリアの生活】

 私はオーストラリアに来てからの2ヶ月間はホームステイをしていました。とても素敵なホストファミリーでオーストラリアの生活、食事、文化など多くのことを教えてくれました。その後はシェアハウスに移りましたが私にとっては初めての一人暮らし(シェアハウスという形態ですが)になるため、海外での生活という意味ではもちろん大きなチャレンジですがそれに加え、料理や洗濯など日常の些細な事すべてが新しく改めて大きな成長の1年だと感じています。

 

 また、シェアハウスでの生活を始めると同時にアルバイトを始めました。日本とは違い仕事が見つけやすい環境とは言い難いため、多少の工夫は必要でしたがそれもまた異なる文化に触れ、オーストラリア(ゴールドコースト)の今を知ることが出来ました。現在は週末にシーフードレストランでアルバイトをしています。オーストラリアの人々の中で働くということはリアルな英語(日常会話)を聞き、話すとても良い機会になっています。さらに授業外で英語を使う機会は自分の英語力が浮き彫りになり学ぶことへのモチベーションになっています。

 

 生活がパターン化されてくると新しい発見や知識を得る機会が少しずつ減ってきますが自分の姿勢次第であることは明瞭です。もうすぐ留学生活の折り返し地点になりますが留学当初の気持ちを忘れずに生活していきたいと思います。