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レポート英語圏

【カナダ】ラヴァル大学

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 こんにちは。外国語学部英語学科3年小川千晶です。9月からカナダのケベック州にあるラヴァル大学に留学しています。外に出ると体感温度-20度が普通の生活で、体感温度が-10度で今日は温かいと感じるようになってきました。また、人生で初めて鼻水が凍るという体験をしました。きっと人生で、最初で最後の体験だと思います。さて、12月で前期が終了しました。4ヶ月間の生活と学習について書きます。

 

 

<学習について>

 中間テストが終わり、どのようにテストが出るのかが徐々に分かり、少し余裕が持てるようになってきました。授業で分からなかったところを授業終わりに先生に聞きに行きました。先生が説明していることがわかって、話が通じたとしても、フランス語は活用が違います。発音は一緒でも書き方は違い、それを覚えるのはとても大変で今でも忘れてしまいます。これを完璧に身につけなければなりません。忘れないためにも、常に復習が必要だと思いました。また、ケベックの友達もでき、一緒に勉強し、分からないところを教えてもらっています。実際にケベックの人と話すことで、より聞き取りやすくなるし、自分の成長にも繋がるため、もっと話す機会を増やすとともに、ケベックの人との輪を広げていきたいと思います。期末テストでは、中間テストよりも、パーセンテージが高く、中間テストよりも難易度が高かったため、気が抜けませんでした。しかし、テストは毎日の積み重ねだったのでここでも復習の大切さを感じさせられました。理解していくとだんだん授業も楽しくなり、話せるようになりたいという気持ちが大きくなっていきます。

 

 

<生活・休暇について>

 だんだん生活にも慣れてきて、学校にも慣れてきました。こっちでできた日本人の数少ない友達が私の支えとなっていき、ご飯を一緒に作り、息抜きを一緒にしています。みんなで何を作るか考えて、ご飯を作るのが毎日の楽しみです。また、日本語の授業の先生と出会い、日本語の授業に週に一回お手伝いに行くようになりました。そこで、日本語を習っている友達ができ、お互い言語を教えあえる環境ができました。フランス語を教えてもらい、私が日本語を教え、助け合うことで、仲良くなることができ、プライベートで遊ぶようになりました。ここで仲良くなった友達はみんな心優しく、いつも助けられています。

 また、初めての長期休暇になりました。私が住むケベックから、バスでニューヨークが行けるということで初めてのニューヨークに行きました。日本から遊びに来てくれた友達2人と一緒にケベックに来た友達、ケベックで知り合った日本人の友達と私の5人で行きました。初めてのニューヨークは全てが大きく驚かされるものばかりでした。また、11月くらいから外を見れば雪しかない生活だったため、雪を見ない生活が久しぶりでした。しかし、ニューヨークもケベックと同じくらい体感温度が低く、外に出るのがとても寒かったです。しかしせっかくのニューヨークなので、あらゆるところを観光し、年越しはコニーアイランドでしました。初めての貴重な体験ができて心から嬉しかったです。アメリカに行き、私はもっと英語も頑張らなくてはいけないという気持ちになりました。後期からの英語も力を入れていきフランス語と英語の両方を取得したいです。

 私が日本と違うと感じたのはクリスマスです。日本はクリスマスにどこの店もオープンしセールをしてまで大いに働きます。私はそのなかで生活していたため、クリスマスは外に出歩くものだと思っていました。しかし、カナダは違いました。あらゆる店が閉まっていて、開いているお店はマクドナルドだけのように思えました。スーパーマーケットですら開店していなかったため驚きました。その日タクシーに乗ったのですが、タクシーの運転手さんは、日本は働きすぎだといっていました。クリスマスでさえ働き残業までもするのはおかしい、リラックスする必要があると言っていました。私たち日本人の中では働くということが普通でも海外の人からするとクリスマスに働くのは考えられないことなのだなと実感しました。家で家族と一緒にのんびり過ごすクリスマスは素敵だと思いました。

 

 

<今後の生活>

 あと少しで後期が始まろうとしています。後期は英語1コマ、フランス語4コマです。初めての英語のクラスはとても不安です。自分の英語がどこまで通じるのか不安という気持ちと、普通の会話を堪能にできるくらい頑張りたいという気持ちです。フランス語は、前期よりもレベルが上がります。そのためとても不安です。前期もついて行くのに精一杯だったのに、それ以上難しくなると思うと先が思いやられます。しかし、そのくらい努力しないと話せるようにならないと思うので、努力を惜しまないようにしたいと思います。生活に慣れてきてからの4ヶ月はあっという間な気がするので、1日1日を大切にして後悔のない留学生活にしたいと思います。