こんにちは。セントクラウド州立大学に留学している英語学科の菅井です。セントクラウドでの生活も残り少しとなり、このレポートもこれが最後になります。2月になりましたが、相変わらず天気は良くても痛い寒さが続いています。今回はSpring semester、現在取っている授業についてと、これから留学を考えているひとへのアドバイスというか私が留学してみての感想をお話ししていこうと思います。
私はこのSemesterで4つの授業を取っています。Interpersonal Communication, Intercultural Communication, Psychology of women, Geography です。Interpersonal Communicationは親しい人間関係、つまり友達、恋人、家族とのコミュニケーションについて学んでいく授業です。人類学や心理学にも関係した学問でとても身近なことなのでそれを改めて学ぶのはとても面白いです。Intercultural Communicationは異文化間でのコミュニケーションについての授業です。違う文化を持った人たちとどうコミュニケーションを取っていくかを学びます。留学生という立場でアメリカの目線で異文化対応について学んでいくのはとても興味深く一番好きな授業かもしれません。Psychology は私が少し苦戦している授業の一つでたくさんの専門用語がでてきますが、先輩に勧められて取ってみました。男女の違い、フェミニズムや男女差別などの幅広い分野をやっていくものです。わかるとすごく面白いですが、予習復習が不可欠です。最後は観光学部の友達と一緒に取っている地理学です。正直地理はとても苦手ですが、先生が100ヵ国以上の国を旅したことのある人なので、旅行体験談をたまに話してくれます。どの授業もついていくのは大変ですが、どれも日本では学べないことなので、これらの授業をとって良かったと思っています。
私が留学して初めに思ったことは、もっと英語を話せるようになっておけばよかったということです。最初に来た頃は、人と英語でコミュニケーションを全く取れませんでした。留学前にリスニングだけでも学んでおくに越したことはありません。でも、留学に行ってから伸びるかどうかは本当に自分次第です。どれだけの向上心をどれだけ保ち続けられるかです。私はやっとつかめたこの留学というチャンスを絶対に無駄にしたくなかったので、できるだけ新しいことに挑戦して、友達の誘いは断りませんでした。どういう風に留学生活を過ごすかで本当に英語力の伸びは目に見えるほど差がつきます。これは留学を通して一番感じたことです。留学では、初めての経験や初めての出会いがたくさんあふれています。私はここで経験したこと、出会った人たちすべてが一生の宝物です。つらいことももちろんたくさんありました。毎日泣く日々もありました。でも、この一年間をここでここにいるみんなと過ごすことができて幸せいっぱいの一年でした。あと二カ月半となりましたが、最後まで“私の留学生活”を全うしたいです。