こんにちは、アメリカのワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community College(WCC)に留学している経営学部経営学科2年の千葉です。初めてのレポートなので、2月13日にアメリカにやってきてから現在までの様子をわかりやすく説明したいと思います。また、歴代の先輩方がすでに述べていることは避け、違った角度から学校や生活について紹介したいと思います。
(WCCについて)
授業の構成についての説明は省略し、スキップについて今回は紹介したいと思います。これは他のカレッジではないWCCの特徴でもあります。簡単に説明すると、一つ授業を飛ばして次のレベルへ上がることのできる制度です。つまり、低いレベルに入ってしまっても努力次第でレベルを上げることができ、短期間で語学学校(通称ESLA)を終えることができるということです。しかし、スキップをすることは簡単ではなく、良い成績を保ち、先生からの推薦を得るなどの必要があります。(以上のことはレベル1~5まであるESLAが対象です)
次に学校内の便利な施設について紹介したいと思います。校内にはジム、体育館、テニスコート、図書館、自習室、留学生専用の窓口などが完備されており、学生カードを持っていると全て無料で利用することができます。
(衣食住について)
衣…ベリンハムの冬の平均気温は大体0-5℃です。アメリカ人はマイナスの気温になる冬でも半袖短パンを着ている人がいます。そこで、私も触発されて真似てみたら次の日すぐに風邪を引きました。これで感じたことは日本人は皮膚が薄いので冬は服を着込むことが大切だということです。
食…外食は高いのでホストファミリーのご飯を食べるのが結局一番です。私のホストマザーは料理がとても上手なので私は朝昼晩全て彼女の料理を食べています。また、まずいものが出た時には何度もそれが出てくる可能性があるのでまずいと言ったほうが良いです。
住…私のホームステイ先は暖房もあり部屋も比較的広いので快適に暮らせています。
(休日の遊び方)
ベリンハムは基本的に田舎で何もありません。しかし、私はそんなベリンハムの街並みや自然が大好きです。海、湖、山々、森、ガーデン、滝などの自然がたくさんあります。晴れの日には外にいるだけで幸せになります。
また、一週間ほどの休みがあるときには、車で2時間ほどで行くことができるシアトルやカナダのバンクーバーへ行く生徒が多いです。バンクーバーは他国ですがWCC学生ならパスポートとI20を持っていれば簡単に入国することができます。
(この1か月半を振り返って)
学校内では二つのグループに分かれます。それは同じ国の人同士で一日を過ごすグループと他国の人同士で過ごすグループです。私は積極的に後者を選ぶよう努力しました。その結果多くの友達作りに成功しました。
授業を受けていて気付いたことは日本人は文法は得意だがスピーキングが全くできない事です。逆に外国の人はスピーキングはペラペラでも文法が正しくありません。
(友達との別れ)
最後に私が同じWCCで出会ったコートジボワールの友達を紹介します。彼の名前はイブといい私より英語が話せる為、彼はいつも私に英語を教えてくれていました。また休日には仲のいい日本人と三人でいつも散歩に出かけていました。しかし、イブと出会って約一か月余りで彼はほかの大学へ移ることが決まりました。そこで私たちは彼にサプライズプレゼントを渡すことを決めました。結果的に彼は喜んでくれて大成功でした。そんな彼は最後に手紙でこんなことを言いました、「君たちは僕といるときも日本語を話さないですごい」と。この言葉で私は、日本人と遊んでいるときも英語を使って話をしていると外国の人と友達になる機会が増えるということを感じました。
ダウンタウン近くの海岸
味ぽん
イブへのサプライズプレゼント