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レポート英語圏

【アメリカ】北マリアナ大学

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こんにちは。ノーザンマリアナズ大学に留学している外国語学部英語学科の加村孝介です。3月の下旬から鼻がムズムズする季節になって来ました。日本からサイパンへスギ花粉が飛んで来ているのかもしれません。こちらに来てからすでに8ヶ月が経ち、サイパンでの留学生活も終わりを迎えようとしています。このレポートも私にとっては最後の留学レポートです。今回は春学期に受講している授業について、この留学で得たことについてお話ししようと思います。

<授業>
1月から始まった春学期では英語のクラスを2つ、芸術のクラスを1つ受講しました。リスニング・スピーキングのクラスは秋学期に受講したクラスと同じ先生だったのでスムーズに授業に入ることができました。英語圏地域の生活に基づいたトピックについて新しい単語が導入され、それを使って生徒同士で話し合います。クラスメイトは英語が第一言語ではないので会話にネイティヴの方のようなスピード感はありませんが、自分の聞いている・話している英語を整理することができます。
もう1つの英語の授業は基本的な英語のライティングについてのレクチャーが主な内容です。基本的な内容ですが教わった文章の書き方、構成の仕方は日本の学校では決して教わることのなかったもので、とてもいい経験になりました。
芸術のクラスでは芸術の歴史と美術を学ぶことの意義について勉強しています。授業の一環で自分の芸術家を1人決め、それについてのプレゼンテーションを行いました。英語の文献を見たり、発表の準備をしたり、それを友達に見てもらい確認してもらったりすることで英語の勉強につなげています。

<英語圏留学の意義>
1年間英語に囲まれた中で生活してみてわかったことは、実際に話されている英語のレベルはそこまで高くないということです。中学校の英語を習得していれば誰でも伝えられるし、誰でも聞き取れると感じました。しかし、多くの日本人は自分は英語ができないと感じています。それは一概に日本で英語を使うことを恐れ、話していないからです。また中学高校の中でも英語を話す機会が極端に少ないようにも感じます。留学で得ることといえば英語力という人が多いかもしれません。確かに授業や自分で勉強することを通してそれを感じることもありますが、自分にとっては日本で得ることのできなかった、英語を使おうとする態度が留学を経て得た最も大切なことだと思います。とは言っても私自身の英語力はまだまだなので、日本に帰ってもその態度を保ち継続して努力していきたいと思います。

サイパンの海でスキューバダイビングをしたときの写真です。ライセンスも取得しました。

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