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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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 こんにちは。今回初めてレポートを書かせていただきます、文学部日本文学科4年の久保木と申します。私は今年の2月から、オーストラリアのゴールドコーストにあるグリフィス大学に交換留学をしています。今回は私の約5ヵ月間のオーストラリアでの生活の様子についてお伝えしたいと思います。

 

 

・学校について
私は今年の2月から5月までの間、グリフィス大学付属の語学学校に通っていました。そこで私が受けた授業では、単に英語で英会話や単語、文法を学ぶ、ということだけでなく、オーストラリアの大学で求められる能力、例えばエッセイの構成の仕方、原因、結果などの流れがしっかりとして説得力のあるプレゼンテーションの作成、また、問題に対し、自分自身の意見を導きだす思考方法などを学ぶことを重要視していたと思います。大学に入るためにはそれ相応の英語力を証明する必要があります。もちろん日本にいる間にそれを身に着けることも十分可能であり、その場合、私のように語学学校を経由する必要はありません。しかしここでの経験は、日本ではなかなか得ることが難しいうえに、海外の大学に入学するにあたって必要な能力を確実に伸ばしてくれます。なので、大学に行きたいけれどスコアが足りない人、スコアはギリギリクリアしているけれど大学に行くにはまだ不安がある人(実際にいらっしゃいました)には最高の学習環境なのではないかと思いました。

 

 

・生活について
 まず住居について書いていきたいと思います。現在私はシェアハウスに住んでいますが、こちらに来た当初はホームステイをしていました。私のホームステイ先の方々はとても親切で、英語が不自由な留学生の対応に慣れており、非常に理解がある方々でした。お世話になった4ヵ月の間、毎日手の込んだ食事を作ってくれたり、進んで話し相手になってくれたりと本当にありがたかったです。そして語学学校卒業を機にシェアハウスに移り、現在はマレーシアの方と一緒に住んでいます。こちらに移り住むまでは、あまりマレーシアという国について知らなかったのですが、その国民のほとんどがマレー語、マンダリン、英語などの多言語を操ることが出来ると知り、とても興味深い国だなと思いました。
そして休日の過ごし方について。語学学校に通っていたころは課題が多く、また私の時間管理が悪いせいもあり、あまり外へ遊びに行く時間を作ることができませんでした。しかし語学学校を卒業してから次の大学の学期が始まるまで、約1ヵ月の長期休暇を手に入れたので、それを利用して念願の一人旅に出かけました。行先は予算の関係からシドニーとメルボルンのみに絞りましたが、人々との素敵な出会いにも恵まれ、本当に良い経験になったと思います。特にメルボルンを歩くのは本当に楽しくて、気がつかないうちに1日で20km以上歩いてしまうこともありました。オーストラリアに来たら絶対に1度は訪れたい場所だと思います。

 

 

・最後に
 辛いことも楽しいことも本当に色々ありますが、幸い周囲の人に恵まれ、支えられながらなんとかここまで生活することが出来ました。私の留学生活はまだまだ続きますが、これからもこの与えられたチャンスを無駄にしないように、精一杯努めていきたいと思います。

 

 

↓写真はシドニーとメルボルンに旅行に行った時のものです。