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レポート英語圏

【アメリカ】Whatcom Community College

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 こんにちは!アメリカ、ワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community Collegeに奨学金を利用して留学をしている大東文化経営学部経営学科2年の海上惇です。アメリカに来て早くも4か月も過ぎました。こうして振り返ってみると「もう4か月も過ぎたのか・・」と思い、細かい学校の説明は沢山のほかの生徒が報告をしているので私はこの4か月で私が感じたこと、注意すべきところ、アドバイス、心構えに重点を置いて書いていきたいと思います。少しでもこれから留学をしようとしている人、留学しようか考え中の人の参考になれば幸いです。

 


 まず、私が留学しようと思った理由はその場のノリそのものでした。驚いている人もいると思いますが私が留学した理由は不明確でした。大学入試に落ち、何ひとつ目標ややりたいことがなく毎日をバイトと遊びで時間をつぶし俗にいうダメな大学生活をおくっていました。しかし、1年生の終わりにこの留学の話が私の耳に届き、直観的に「留学をして今の生活を変えたい、未来を変えたい、今のままじゃだめだ」と感じ、たったそれだけの理由で留学をしています。もちろん英語なんて話せませんし得意でもありません。だから大学入試におちてしまったのですが・・・笑。話が脱線しましたが大事ことは先のこと(英語話せるかな、一人で行けるかな、など)を考えるのではなく、自問自答をし「自分がしたいことはなんなのか」を考え勇気を出して行動するのが大事だと思います。アメリカに生活していると日本にいる時以上に自分のアイデンティティを求められ、私みたいな明確な目標がないひとには自分自身を見つめ直すいい機会にもなります。ですので、あまり重く考えず1つ自分の意思を持っていれば大丈夫だと思います。

 


 次に留学についてのアドバイスと注意点を書いていこうと思います。
 まずアドバイスなのですが私から伝えられるのはたった1つです。それは「自分の意見をはっきり相手に伝えること」です。それだけ?と思うかもしれませんがこれが意外と難しく大切なことです。例えば授業でディスカッションをする時、相手から意見を求められているのにyes,noで答えてしまったり、飲食店に一人で行ったときに、味や量を聞かれてもあやふやなまま注文してしまって後悔したことが何度もあります。そこで大事なのが聞き直しや相手が理解するまで何度も説明する努力です。初めは恥ずかしかったですが徐々に慣れていき、その失敗が勉強のやる気に繋がったりもします。ここからは注意点なのですがアメリカ人はわからないことを言われると「は?」という顔をしてきます。この顔が一番私にとって辛かったです。なぜなら少し怒っているような感じで、なにいっているの?とそんなような表情をしてくるからです。ただ単に話していることが分からないから聞き直しているだけなのですが・・・。しかしそのような文化の違いも留学に来てみないとわからないことなのでいい経験をしました。これもぜひ経験をしてみてください。

 


 最後に心構えについて書こうと思います。私はホームステイをしています。当然家族がいて、人によってはルームメイトもいます。私は中国人のルームメイトと一緒に暮らしています。留学に来た当初、中国人は全員自己中心的で日本人が嫌いという固定概念を抱いていました、ですが話してみるととても話しやしく日本についてのイメージや戦争のことまで話せるぐらい仲良くなりました。ここで私が言いたいことは「固定概念を捨て異文化の人と積極的に関わること」です。中にはせっかく外国にいるのに、異文化の人たちと話せる機会があるに四六時中日本人といる留学生もいます。外国に行ったらいろんな意見や考えを持った人がたくさんいます。なので、限られた時間の中で異文化の人たちと関わることは大切だと思います。もちろんホームステイを検討している人はその家族のルールに合わせなければいけません。辛いことや納得しないことも当然しばしばあります。ですが、その分楽しいこともたくさんあります。例えば家族と一緒にキャンプに行ったり、海やハイキングにも行けたりします。最後になりますが、私自身もまだまだアメリカの文化を経験できてないので残り8か月、勉強もしつつたくさんの人達関わり様々な文化に触れていきたいと思います。