こんにちは。アメリカのミネソタ州にあるSt. Cloud State Universityに留学をしています、文学部英米文学科4年の飯田百恵です。こちらに来てから3カ月ほど経ちますが、徐々にアメリカでの生活にも慣れ、伸び伸びとした生活が出来ているのではないかと思います。今回のレポートでは、語学学校の内容、セントクラウドの印象やこちらでの過ごし方について書きたいと思います。
【語学学校】
私は5月から7月の2カ月間、IEC (Intensive English Center)で勉強をしていました。
レベルは1~5まであり、レベル4を卒業すると学部の授業、レベル5を卒業すると大学院の授業を履修することが出来るというシステムになっています。クラスは主にWriting, Structure, Reading, Listening & Speakingの4つで構成されていました。具体的に各授業でどのようなことを勉強したのか、簡単にご紹介したいと思います。
Writing: 様々なタイプのEssayの書き方を学び、実際に自分たちでトピックを決め、週1ペースでEssayを書いていました。
Structure: 学生が苦手な文法を中心にピックアップし、レクリエーションも交えながら復習していました。
Reading: 教科書をベースにディスカッション形式で授業を行うことが多かったです。そのため、予習は不可欠でした。また自分の意見をしっかり持つこと、そしてなぜそう思ったのかなどはっきり伝えるスキルが必要となってきます。
Listening & Speaking: TED TALKSを題材にしており、様々なゲストのスピーチを聞いて、実際に自分たちも各テーマに沿ってプレゼンを行っていました。
またノートテイキングの仕方なども学びました。
どの授業も課題やテストが多く、忙しくて大変でした。しかし、何かタスクを乗り越えたとき、達成感をすごく感じることが出来ますし、ここで学んだことは自分の身になったと思います。
【セントクラウドの印象、過ごし方】
セントクラウドは小さな町ですが、キャンパス内も施設が充実していて快適に過ごすことができます。車での移動が基本ですが、大学周辺にはいくつかレストランがあり、バス(学生証があれば無料)でショッピングモールやスーパーに行くことも出来ます。なので、生活に困ることはありませんし、勉強するには良い環境だと私は思います。
気候面では、夏は比較的涼しく過ごすことが出来ますが、暑いときは30度まで上がります。また、朝晩と昼間の気温差が激しいため、体調管理には注意する必要があります。
こちらでの過ごし方ですが、課題をするだけでなく、友達と外食、ショッピング、映画鑑賞、料理をしたりして過ごしています。こちらで出会った友達はとても親切で、遊びに誘ってくれたり、様々な場所に連れて行ってくれます。感謝の気持ちを忘れずに、これからも色々な思い出を作れたらいいなと思います。
秋から現地の学生と一緒のステージで勉強することは楽しみでありながらも同時に、緊張でもあります。更なる困難に直面することもあるでしょう。しかし、この留学が実りのあるものになるよう、あまり力みすぎず自分なりにしっかり頑張っていきたいと思います。