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レポート英語圏

【イギリス】ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校

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 こんにちは。英米文学部4年の宗像和輝です。これが、初めてのレポートになります。私は7月中旬から、イギリスのロンドン近郊にあるロンドン大学ロイヤルホロウェイ校に留学しています。このレポートを書いている現時点では、2ヶ月の附属の英語コースを卒業し、今はネイティヴ学生と同じ立場で勉強しています。
ここへきて約3ヶ月が経ちますが、主に英語コースとメインコース、それぞれの勉強面と生活面について書きたいと思います。

 

【英語コース】
私は、英語コースで2ヶ月間過ごしました。授業は、「読みと書きクラス」と「聞くと話す」クラス の二つ、1ヶ月に2回ワークショップがあります。読み書きの授業では、主に参考文献をもとにアカデミックエッセーの書き方などやりました。また、聞き話すクラスではビデオを元にディスカッション、ノートの取り方などを学びました。もちろん、タームの終わりごとに試験があり、リスニングテスト、プレゼン、ディスカッションのテストがありました。参考文献の量の多さに慣れておらず、1000~1200字くらいのエッセーも提出しなければならなかったので非常に大変でした。ワークショップでは、ブリテッシュアクセントや演劇についてなど、複数の話題から選択する形です。参加型の日帰り旅行などもありました。

国籍は8割以上が中国の方で、その他ヨーロッパや他のアジア、日本人が若干名いました。

 

【生活面(英語コースの時)】
 私は、George Eliot Hallという寮に住んでいました。一人一部屋あり、バスルームは一つを二人で共有、キッチンは約10名で共有していました。自分が住んでいたフラットメイトは中国、台湾、デンマークからでした。フラットメイトとはとても仲がよく、みんなで徒歩15分の比較的安いテスコとよばれるスーパーへみんなで買い物をしたり、料理したり、週末になるとみんなで、お酒を飲んで会話をたくさんしました。そのおかげで、ディスカッションのテストの点数が良かったような気がします。寮が変わった今でも、あったりして仲が良いです。

 

【Welcome Weekについて】
 メインコースが始まり、今の時点では3週間目になります。イギリスの大学では、入学式はありません。その代わりに最初の1週間目は「Welcome Week」と呼ばれ、この1週間は、キャンパス内がお祭り状態になります。ここでこんなことを書いたら、先生に怒られるかもしれませんが、私はこの1週間を勉強よりもこれからやっていく友達作りにかなり多くの時間を捧げました。(まったく勉強していなかったと言っても過言ではありません)。大学内には、クラブが1つとお酒を楽しむバーが3つあります。ここの週は、朝から朝の3時までイベントが盛りだくさんでした。

 

【メインコース】
 2週目から本格的な授業が始まります。私は、比較文学の学部から2つ、現代イギリスの学部から二つ、マネージメントから一つを取っています。比較文学のクラスでは、Transgression、もう一つは、20世紀の小説や文化におけるジェンダーや服についてやっています。現代イギリスでは、イギリスの政府、市民権について、もう一方は、社会階級、芸術について学んでいます。マネージメントからは、マネージメント解釈について学んでいます。英語コースを通過したとはいえ、とにかく読む文章量がかなり多く、授業も聞き取りについて苦戦しているのが現状です。

 

【生活面】
私は、Founder’s Buildingと言われる、ロイヤルホロウェイを象徴とする建物に住んでいます。この建物は、主に学生寮、教室、食堂、教会、バーがあります。英語コースとは違い、大多数がイギリス人なので、今はイギリス人のコミュニティの中に、ぽつりと日本人が住んでいる感じです。キッチンがなく、その代わりに半額で学食が食べられるのでいつも学食で食べています。雰囲気は、一泊5000円くらいのホテルみたいです。一つのエリアを24人の学生とシェアしています。かなり人が多いですが、雰囲気はワイワイとしていて楽しいです。全体では数百人が生活しています。