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【アメリカ】Whatcom Community College

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 こんにちは。Whatcom Community Collegeに留学中の経営学部経営学科2年の千葉龍太です。今回のレポートが最後になるので、これまで8か月過ごした生活の感想を思いのままに述べたいと思います。
 

 
●英語力

 私がアメリカへ留学にきて、第一に立てたゴールがネイティブアメリカンと対等に話せるようになることでした。なので、正直リーディングやライティングといった、英語を話す意外の面を伸ばす気はあまりなく、アメリカに来た当初からスピーキングに比重を置きこの8か月過ごすことを常に意識してきました。単刀直入に現在の私の英語力は、アメリカに人を除くインターナショナルスチューデントと対等に話すことができるレベルです。私は留学に来る前に友達から「英語が話せるようになるには一年必要で、さらにお前の努力次第だ」といわれました。今振り返ると、一年間の留学生活の中でペラペラに英語を話せるようになることは並大抵の努力(意識せずに一年間過ごす)では100%達成できないことがわかりました。私が思うに、一番のスピーキングを伸ばす方法は3つあります。1つ目はアメリカ人又は自分より英語力のあるインターナショナルスチューデントの友達を作り毎日話すこと。2つ目は、英語の映画を見ることを日課とし、ほぼ毎日見ること。3つ目は、単語帳を読む、または自分で単語ノートを作ることです。この3つが私のスピーキングを伸ばすベストの方法です。また、英語を話すことと英語の発音がきれいになることは全く別物です。英語の発音をきれいにするために私が実践していることは、英語のニュースの音声を利用して、流れる英語の真似をして読んでいくシャドーイングです。
 


●私が留学をする理由

 私が当初留学に来た理由は大学生活に飽きてしまって海外へ行ってみたいという単なる好奇心からでした。なので、留学当初は自分が留学をする理由が自分でも何だか定まっていませんでした。しかし、8か月の留学生活を経た現在、確かに言えることは、様々なことを“考える”ために留学に来たということです。「なんだ、当たり前のことじゃないか!」と思うかもしれませんが、当たり前のことでも日本にいては決して考えられなかった経験をたくさんしました。それは、将来の夢、世界と自分の格差、そして自分の留学生活を支えてくれている全ての人への感謝などです。この3つは特に私が留学中に考えることです。中でも衝撃的だったことは、自分より3歳、4歳年下のほとんどのインターナショナルスチューデントが自分の夢を既に持ち、自分よりも遥かにレベルの高い(同じ)大学の授業を受けて活躍しているという事実です。彼らの中で英語を話せることは当たり前で、アメリカ人と同じ教室で授業を受けています。この光景を目にした時に世界の夢や努力に対する意識の高さを痛感したと同時に、自分の3、4年前の姿を思い返したときに彼らほど努力していなかった過去の自分へ恥すら感じました。反対に、日本人の中にも、彼らと対等に勉強に慎む生徒ももちろんいることも事実であり、誇らしく感じます。

 

●Whatcom Community Collegeに来てよかったこと

 この学校に来て、信頼できる親しい海外の友達を数人作ることができたことが私の一番の収穫です。Whatcomはカレッジということもあり周りの大学に比べると、大学の人口も規模もさほど大きくありません。しかし、そこにいる生徒は本当に優しく真剣に勉強に励む学生ばかりです。小規模なため、学生同士で会話する機会が多く、親しい友達を作る環境が整っています。というのも、大規模な大学ではその分、同じ言語の国の学生も多く自然と外国人と話す機会を減らしてしまうからです。その他にも、周りの大学にはない手厚いインターナショナルスチューデント専門の相談役がいます。英会話を無料でしてくれるチューターがいます。キャンパスの周りには雄大な自然があります。バスに乗って、シアトルやカナダにも行くことができます。メジャーリーグやNBAも見ることができて魅力が満載の街です。そしてなんといっても、ここに来た人にしか作ることのできない最高の思い出があります。