International

レポート英語圏

【アメリカ】セントクラウド州立大学

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

 こんにちは。アメリカのミネソタ州にあるセントクラウド大学に交換留学をしています、英米文学科4年の飯田百恵です。早いことに、秋セメスターも終盤に差し掛かってきました。この学期を振り返ってみて、夏の語学学校とはまた異なった環境で、大変ではありますが、有意義な生活を送ることが出来ています。今回のレポートでは、そんな秋セメスターの様子を書きたいと思います。

 

 

[学部授業]
 今期、私は4つの授業を履修しました。EAP (English Academic Purpose)の授業2つ、Introduction of Women’s studies、そして、Introduction of African Americansです。EAPは、語学学校とやることはあまり変わらないですが、より詳しく、高いレベルの内容を学ぶことが出来ます。Women’s studiesでは、ジェンダーという考えが一人ひとりのアイデンティティにとってどのように重要なのか勉強します。また、人種や階級、文化といったことと結びつけられていくということについて学びます。African Americansは、奴隷制時代から現在に至るまでの、アフリカンアメリカンの歴史的背景について学びます。特にこのクラスに関しては、現地であるアメリカで学んでいるということもあり、得られる情報量がとても多いです。
最初は、予習、復習、そして課題をしなくてはいけないと考えると、何から手を付けていいのか分からない状況でした。しかし、しっかり計画を立てることで、徐々に自分の勉強のペースを掴めてきてきたのではないかと思います。授業も、留学生が私だけしかいないクラスもあり、恐れていましたが、クラスメイトや先生に支えてもらいながら頑張っています。

 

 

[学校生活]
 平日は、基本すべての授業が終わったら、図書館または学生が自由に使えるコモンスペースで勉強をしています。どちらも夜中まで開いているため、とても助かっています。週末には、学校内で映画上映、スポーツ試合、国際センター主催のトリップなど様々なイベントが行われています。なので、そのようなイベントに時々参加することで、勉強の息抜きをするようにもしています。特に、今学期はセントクラウド創立150周年記念、HalloweenやThanksgivingなど、イベントが多い時期でもあり、より賑やかでした。私は、仮装パーティーに参加したり、Thanksgiving dayには、友達の家族と親戚の食事会にお邪魔させていただきました。伝統的な料理を食べる機会もなかなか無いため、とても良い思い出です。このように、留学先の文化を経験できるのも、留学の良さの1つであると思います。
寮についてですが、8つの寮から選ぶことができます。私の今住んでいるところは、比較的新しく、内装はきれいです。たまに寮内でイベントが行われたりもします。また、カフェテリアや図書館にも近いため、移動する際にはとても便利です。食事については、今期私はミールプランを利用しています。便利ではありあすが、多少値段がするため、個人的には自炊をお勧めします。

 

 

 この3か月間、現地の学生と勉強する日々を送ってきて、改めて積極性の大切さを学ぶことができた学期でした。質問や言いたいことがあったらすぐ挙手をするその姿勢に、とても影響を受けます。実践することは簡単なことではないし、勇気のいることです。しかし、自分にも出来ることはまだまだあると思うので、残りの留学生活も一歩ずつ成長できるように頑張ります。