こんにちは、今回、留学期間中最後のレポートを書かせていただきます。環境創造学部環境創造学科3年齊藤瑠郁です。私はオアフ島に或るハワイ大学マノア校の語学学校に通い奨学金をいただいて留学をしています。残り留学生活が2週間になった今感じていることを書こうと思います。
一番に想う事は、「帰りたくない」です。ハワイという場所の居心地が良いのは誰もが知っています。私が帰りたくないと思う理由は、二つあります。
一つ目はもっと勉強したい。もっと英語が自然と出てくるようになりたいという事です。確かに日本でも英語を勉強できる環境はたくさんあります。英会話教室に通ったり、独学で十分なスキルを得るともできます。しかし、英語しか通じない、話さなければ使わなければ生きていけない環境に身を置くとでは全く違うと思います。人それぞれですが、私は実際に体験して感じることで学ぶことの方がたくさんあると思って居ます。
2つ目は、友だちです。私はハワイでたくさんの友だちを作ることができました。友だちは本当に大切です。留学しているかもしれませんが、助けてくれるのも、一緒に楽しんでくれるのも、怒ってくれるのも友だちです。年齢なんて関係ありません。日本には存在する先輩後輩の上下関係などはありません。少し敬わなければならない時もありますが、対等で話します。間違っていることは間違っているとはっきり言います。いくら歳上だからといって年下が言えないわけではありません。日本もこんな社会になれば良いのにと思ってしまいます。
私は外国に来て気がついたことがありました。それは自分の国についてあまり知らない。という事でした。私の友だちはみんなそれぞれ出身の国が違います。彼らはみんな自分の国について誇らしく詳しく説明してくれます。日本が恵まれていて素晴らしい国なのは私も他の国の人も知っています。でもその二つについてもっと深く私は説明できませんでした。恵まれているのは銃がない、食べ物があるから。素晴らしいのは綺麗で歴史が長いこと。私はそれしか言えませんでした。海外に目を向ける前に、まずはもっと自分の国について興味を示さなければならないと思いました。
こんなに素晴らしい経験ができたことに感謝します。