大東文化大学 外国語学部 英語学科、4年の松本 健です。私は、2018年の9月からマレーシアのクアラルンプール大学へ留学をしておりました。2019年1月に日本へ帰国しましたが、私の最終回にあたる海外留学生レポートをお送りします。
マレーシアについて
皆さんは、マレーシアと聞いて何を思い浮かべますか。私が留学前に考えていたことは、「フルーツが美味しそう」です。皆さんの頭の中には、何が思い浮かびましたでしょうか。まず、マレーシアは、東南アジアの国です。マレー半島の南部とボルネオ島の北部の大きく2つに分かれています。日本から飛行機で6時間から7時間程度で行くことができます。気候は1年を通して暖かいのが特徴です。その為、留学中、ほとんどを半袖で過ごしました。ですが、マレーシアに行かれる際には、羽織るものを持っていかれると良いと思います。なぜならば、お店の中や公共交通機関の中がとても寒いことがあるからです。また、急な雨が降ることも多いので、傘などがあると便利かもしれません。私が考えていた、フルーツですが、マレーシアでは美味しいものを格安で食べることができます。
マレーシアの紙幣について
マレーシアの通貨は、リンギットと呼ばれています。硬貨は、4種類あり、5、10、20、50SENがあります。紙幣は、1、5、10、20、50、100リンギット紙幣があります。1リンギットと5リンギット紙幣は、プラスチックのような素材で作られており、その他の紙幣は紙で作られています。紙幣の大きさは、日本円よりも少し小さいです。1リンギットは本レポートを書いている時点で約27円前後となっています。身近なものの金額を例に出すと、水1リットルが種類にもよりますが、1~2リンギットほどで購入することができます。また、コカコーラは、約3リンギットで購入することができます。ですが、紙製品は高く感じました。トイレットペーパーは、20ロール入りで、20~40リンギットします。ティッシュも4箱で10~20リンギットしました。飲食店の食事では、KFCでは、約10リンギットでチキンとポテト、ドリンクのセットを注文することができます。ショッピングモール内にあるレストランで食事をしても30リンギットあれば、セット物を注文することができます。普通のレストランであれば、50リンギットで美味しいものをお腹いっぱいになるまで食べることができます。ローカルなお店であれは、10リンギットで食べ物と飲み物を注文することも出来ます。
マレーシアでおすすめの食べ物
ここからは、マレーシアに行った際に必ず食べていただきたいものを2つご紹介いたします。まず、ナシレマです。ナシレマは、マレーシアの代表料理です。ココナッツミルクで炊いたご飯の上に小魚、卵、ナッツ、キュウリを添え、サンバルと呼ばれるお店特製のソースをかけていただきます。ソースは辛いことが多いですが、ほかの具材と一緒に食べると、とても美味しいです。値段もそこまで高くはありません。ローカルなお店のナシレマを食べ比べてみることをお勧めします。次にロティチャナイです。ロティチャナイは、マレーシアでの軽食の定番で、朝に良く食べます。カレーソースをつけて食べます。気軽に食べることができ、値段も2~4リンギットと安いです。また、マレーシアで食事を注文した際には、多くの場合、飲み物も一緒に注文します。マレーシアに行った際には、ぜひ、テータリックを頼んでみてください。テータリックは、マレーシア風のミルクティーになります。甘くてとても美味しいです。個人的にお勧めしたい飲み物が2つあります。1つは、アイスレモンです。小さめのレモンを使った飲み物で、ほどよい酸味と甘さで温暖な気候のマレーシアにぴったりです。もう一つは、バンドゥンと呼ばれる飲み物です。これは、ローズシロップとミルクを混ぜて作られる飲み物です。ピンク色をしており、まず、色に驚くと思います。色は衝撃的ですが、味はローズの香りがし、とても美味しいです。ぜひ試してみてください。他にも、マレーシアで食べていただきたいもの、飲んでいただきたいものはたくさんあります。マレーシアを訪れた際には、たくさん美味しいものを探し、食べてみてください。
留学を通して
約5か月間の留学は、私自身の成長に繋がり、とても楽しかったです。時には課題や授業内容が難しく、辛い時もありましたが、私は、マレーシアに留学して良かったと強く断言することができます。英語力だけではなく、現地での新しい友達との出会いや生活など、留学をしたからこそ得ることができたものが多くあります。この経験を忘れず、私のこれからの人生に生かしていきたいと考えています。留学をしようか迷っている方は、ぜひ留学をしてみてください。マレーシア留学、お勧めですよ。旅行先としても、マレーシアはお勧めです。