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レポート英語圏

【アメリカ】セーラム州立大学

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こんにちは。セーラム州立大学に留学している、法学部政治学科2年の関沢です。早いもので、これが留学中に書く最後の報告レポートです。今回はアメリカでの生活や10か月過ごし感じたことを書いていきたいと思います。

 

 二回目のレポートを書いた時より冬が深まり、雪が降るのも珍しくなくなってきました。最近では、雪のため週一回ほど休校になることもあります。その分授業の進みや宿題が多くなるので喜んでいる暇もありませんが、家にいる時間が長くなるためホストファミリーとの時間が増えました。アメリカに来て半年以上たっているせいか、会話することに苦労することは少なくなってきましたが、誤解なく自分の意志を伝えることがどれだけ大変か身をもって体験しています。日本語でも同じことですがニュアンスとは大事なもので、意味だけ知っていても、使い方ひとつで攻撃的になってしまったり、無愛想に見えてしまったりすることが多々あります。留学して、英語を話すようになり“知っている”と“使う”ことは全くの別物だと思いました。

 

 私はもともと英語が苦手でした。苦手科目を聞かれたら、まず間違いなく最初に英語と言うでしょう。翻訳機が発達しているのにどうしてわざわざ大変な思いをして勉強しなければならないのかと。それでも国際政治に興味を持ったことをきっかけに、今回の留学を決めました。そしてアメリカで英語を使っているうちに、語学を学ぶことは文化を知ることだと感じました。文法や語彙を増やすだけの作業ではないと。この解釈は人によって異なるものだと思います。しかし、もし英語が苦手という人でも世界や異文化に興味あるのなら、ぜひ日本を飛び出してみてください。行動に移してみてください。“英語”に対する考え方が変わると思います。

 

 日本に帰るまであと2か月と少し。今の環境でできることを全力で楽しんでいきたいです。