皆さん初めまして。現在、学部奨学金を利用してWhatcom Community Collegeに留学している経営学科2年の久保田真大です。留学当初は不安ばかりでしたが、現在ではすっかり環境に慣れてアメリカでの生活を楽しんでいます。また、こちらに到着した日は近年稀にみる大雪でしたが今では半袖で過ごせるまでに暖かくなり、夏が待ち遠しいです。私にはこの留学レポートを書く機会が3回あるようなので、初回は留学するに至った経緯を主に書きたいと思います。
そもそも私は大学入学当初、自分には留学したいという意思はなく、まさか約1年後に自分がアメリカにいるとは想像もしていませんでした。大学受験を終えて自分の第一志望である大学に入学することができず、自分は将来どうなるのかという不安に駆られていました。自分は将来に向けて何をするべきか、また自分の武器は何だと日々考えていました。そんな時に英語の授業で先生が教えてくださったのが経営学部奨学金留学でした。必要とされる試験のスコア等はなく面接のみ。枠は2人と非常に少ないですが約1年の間の授業料とホームステイ代をほとんど賄える額を支給してもらえるということで、裕福ではない我が家でも長い期間留学できるのではないかと思いました。また英語は就活において大きなアドバンテージになりうるということは以前から考えていました。しかし今まで留学について真摯に考えたことがなかったため、とりあえず親への相談もなしに「面接を受けられる希少な体験だ」と思い応募しました。面接の際には自分の留学に対する考えや思いを正直に話しました。他の学生たちはこの面接に対してしっかりとした対策をしていたため受かるとは思ってもいませんでした。ところが最終的に合格し、そこから約半年間で準備を進めて2月上旬に日本を離れました。ここまでの経緯に関して最も驚いていたのは我が両親かもしれません。息子から留学という文字はこの面接に受かるまで考えてもいなかったはずです。ともかく現在順調に留学生活を送れているので、あとは12月までひたすら英語力の向上に全力を尽くし、成長して帰国したいと思います。
もし、今自分の将来について悩んでいて少しでも留学に興味があるならば、面接を受けても損はないはずです。
約4か月を終えて、最近では外国の友人も増えてますます英語の学習に身を置ける環境になったので、英語の習得とアメリカを満喫することを念頭に置いて頑張りたいと思います。