こんにちは。現在アメリカワシントン州ベリンハムにあるWestern Washington UniversityのIntensive English Program(IEP)で英語を勉強しています、社会学部社会学科のT.Iです。3月末にアメリカに来て、約3ヶ月が経とうとしています。このレポートで留学に興味のある方に、街や大学、授業などについてシェアできたらと思います。
まず初めにアメリカ、特に私が住んでいるベリンハムについて紹介します。ベリンハムは、西海岸のほぼカナダの国境のあたりに位置していて、自然が多く、とても美しい街です。田舎といえば田舎ですが、皆さんが田舎と聞いて思い浮かべるであろう、周りが緑の囲まれていて、見渡す限り田んぼしかない…というような街ではありません。ダウンタウンとよばれる地域が二つあり、そこにはたくさんのレストランやいろいろなお店があります。それ以外にも、ショッピングモールであったり、大きなスーパーもいくつかあります。私が現在住んでいる寮からたった徒歩5分で24時間営業のスーパーにもマクドナルドなどのファストフード店にもアクセスできます。また市のバスを使えばどこにでも行くことができ、さらにウエスタンの学生はバスを無料で使うことができます。とても住みやすい街だなと実際住んでみて感じました。気候も暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気候です。また、シアトルとバンクーバーに行ってみて改めて感じたのが、ベリンハムの人柄、治安の良さです。バスでは全員が運転手に挨拶をしますし、インタビュー課題で街に人にインタビューをしたときも快く答えてくれました。お店の店員さんもものすごく優しいです。(バンクーバーはいいところでしたがお世辞にも治安がいいとは言えないなと感じました。)
次に、キャンパスツアーをしようと思います。キャンパス内には、たくさんの建物、その中に教室があり、ほかに夜遅くまで空いている図書館、立派な設備が整っているジム、バイキング形式のダイニングが二つ、などアメリカの基準で考えたらそこまで大きいわけではありませんが、日本の大学しか見たことのない私にとっては、とても大きく感じます。私のお気に入りの場所は、ジムと図書館と、キャンパスのおよそ真ん中に位置するレッドスクエアと呼ばれる広場です。レッドスクエアには噴水があり、キャンパスの真ん中にあることもあり、毎日多くの人が行きかっています。また、ベリンハムは雨の日も多いですが特に夏は気候も良く、晴れの日にレッドスクエアで休憩するのはとても気持ちいいです。私はとてもベリンハムの町とキャンパスを気に入っています。
最後に、授業についてです。IEPにはレベル0から6まであり、私はレベル3からスタートしました。春でレベル3を合格したので次はレベル4です。レベル5からより大学進学へ向けてレベルが高くなるので、秋クオーターでレベル5にいきたいと思っています。IEPのクラスについて話すのも面白いのですが、それはほかの方がすでに紹介していると思うので、私がレギュラークラスに参加した時のことをシェアしようと思います。なぜその授業に参加したのかというと、クラスで出たインタビュー課題で教授にインタビューをする必要があり、それを友達に相談したところ、その友達のクラスの教授に聞いてみれば?と言われたので友達についていき、ついでに授業にも居させてもらった、という感じです。IEPのプログラムではありません。その授業はEnvironmental Studiesについての授業でした。そこでびっくりしたのが、教授が話をしてホワイトボードに説明を書いていく、というのは日本と変わりませんが、生徒たちが次々に手を挙げて発言していたことでした。日本の、特に大東文化の私が去年出ていた授業ではやる気がある人と無い人が5:5くらいでしたが、こっちに来てから、クラスではもちろん図書館などでも寝ている人を見たことがありません。アメリカの学生は、スイッチの切り替えがしっかりしていると思います。勉強もしっかりして、もちろんパーティーではしっかり騒ぐ。素直に感心しました。
留学を迷っている人もいると思いますが、迷っているならくるべきだと思います。たいていの問題はきてしまえばなんとかなるものです。来る前に不安なのは誰も一緒です。来てみて、どうしてもしんどかったら帰国するのもありだと僕は思います。挑戦すること自体すごいことだと思います。自分を追い込みすぎず、気楽に頑張ればいいです。もし、何か私に聞きたいことなどがあれば、国際交流センターにいけば私のメールアドレスを聞けると思います。最初に1歩を踏み出すのは大変なことですが、一度外に出てみれば世界が大きく変わります。みなさんも、なにかに挑戦してみてはいかがでしょうか。