初めまして。私は法学部法律学科3年生です。学部の奨学金留学生として、今年の3月からオーストラリアのゴールドコーストにあるグリフィス大学付属の英語コースに通っています。これから3回にわたって、留学生活などの様子をレポートしますが、これから留学する予定の人や留学に興味のある人たちのために少しでも役に立てればと思い書いていきます。
〇ゴールドコーストについて
ゴールドコーストはオーストラリアの東海岸に位置しており、緑が多く、自然に囲まれた素敵な都市です。人口は、60万人です。シドニーよりも赤道に近いこともあって、一年通して割と温暖な気候です。8月9月は冬に当たるのですが、昼間は比較的暖かく、過ごしやすいです。
〇英語コースについて
グリフィス大学の英語コース(GELI)はDEP1~7まであり、DEP7は大学進学者のためのもので開講する時期も限定的です。
5週間ごとに毎回クラス分けテストがあり、そのテストに合格しないと次のレベルには上がれません。テストはライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの4つから成り立っています。テストの合格基準としては、例えば、DEP4の人がDEP5に進むためには、DEP4が初めて受講した人はAを2つ、Bを2つ以上が最低条件となります。
DEP4が2回目の人はBを4つ以上取らなければいけません。日本人の場合、ライティング、リーディングはそう難しくないのですが、スピーキング、リスニングをクリアできない人が多いようです。
〇生活面について
私は3月から7月はじめまでの約5か月間をホームステイで過ごしていました。私がお世話になったホームステイ先はオーストラリア人のホストファザーとニュージーランド人のホストマザーの家でした。2人ともとても親切で、学校で今日は何をした?などと、色々話しかけてくれました。そのため積極的に英語を使うことができました。食事も時々お寿司や餃子などアジアの食べ物を出してくれたりもしましたし、味も凄く美味しかったのでストレスを感じることなく過ごすことができました。また、ホストには孫もいたので、そこの家にもうかがい、家の中にある卓球台で一緒に遊んだりしました。
ホームステイ先には、グリフィス大学に進む予定の中国人の女の子も一緒に住んでいました。その子は最初英語コースで一緒だったため朝、仲良く登校していました。学校の始まりは8時15分と日本のときよりも早かったので、朝が弱い私には少し辛かったのですが、一緒に登校することで頑張ろうという気になりました。
このように、ホームステイの生活は楽しかったのですが、途中でシェアハウスに移るつもりでしたので、7月中旬からホームステイを出て、シェアハウスで自炊生活をしています。ただし、ホームステイの家族とはその後も時々連絡をとっています。
平日の学校終わりは大学内のカフェで昼食をとったり、GELIのアクティビティに参加したりしています。週末は友だちとカフェに行ったり、テーマパークなどに行ったりしています。
留学は中学生の時からの夢だったので、これから残りの時間も大切に努力を怠らずに頑張っていきたいと思います。