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【アメリカ】ワットコムコミュニティカレッジ

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  皆さんこんにちは。現在、経営学部奨学金を利用してアメリカのWhatcom Community Collegeに留学中の経営学科2年久保田真大です。前回5月のレポートを担当させていただきましたが、時が過ぎるのはあっという間で2度目のレポートとなりました。今回はカレッジのあるワシントン州ベリンハムの事など、留学先を悩んでいる人の役に立つような事を書いていきたいと思います。

 

 

  まず、ベリンハムの環境や様子についてです。ベリンハムはアメリカ・シアトルとカナダ・バンクーバーのちょうど中間あたりに位置していて、どちらにも2時間以内で行くことのできる街です。この街自体は人口8万人とさほど大きくはありませんが、ショッピングモールや大きなスーパーなどがあり、日本の同規模の人口の街と比較すると栄えているように感じます。また、大麻の使用が認められている街ではありますが治安は良く(日本より良いかもしれない)、フレンドリーな人々が多いです。緯度が日本の北海道よりも高く、こちらに来るまでは寒いと想像していました。しかし実際には冬はもちろん寒く、夏は日差しが強く暑いです。冬には厚手のダウンジャケット、夏には半袖が適しています。また、日本に比べて湿度が低く蒸し暑くないため過ごしやすくはありますが、日差しが半端ないためサングラスが必須だと思います。問題点は交通の便です。学校周辺とダウンタウンを結ぶバスはほぼ15分毎に出ているのでマシではありますが、私の住む方面のバスはだいたい1時間に1本にもかかわらず時間通りに来ることはほぼないという有様です。基本的にアメリカは車社会で、自分も日本では車に頼っていたため非常に不便に感じます。また、ショッピングモールがあるとはいえ、あまりやることがありません。休日は暇になることが多いと思います。

  

 

  続いて、Whatcom Community Collegeについてです。まず留学生の割合は日本人がかなり多いです。クラスに関しては、ほぼすべての日本人留学生がESLAという英語の語学学校のようなクラスを受講することになると思いますが、これは自分の実力に合わせてクラスが上がっていくシステムなので、難しくてつらいということは少ないと思います。詳しくは割愛しますがレベルが1から5まであり、5をパスするとカレッジの通常クラスを受講できるようになります。ただしこの通常クラスはかなりレベルが上がるため、慎重にクラスを選択しないと授業についていくことも難しいと思います。しかしながらどの先生もやさしく、学生との距離が近いため積極的に質問に行けます。私は初の通常クラスとしてコミュニケーションのクラスを取りました。とてもハードでしたが、先生や他の学生たちが助けてくれたためパスすることができました。授業選択は単位振替にも大きく影響するので、そこを重視する人は特によく検討することをお勧めします。

 

 

   さて、ここまで環境と学校に関する紹介を書いてきましたが、重要なのは帰国までにどれだけ英語力を向上させられるかということだと思います。自分の英語力を向上させるのは自分の生活次第です。文法が間違っていても構いません。とにかく英語で会話することが大事だと感じています。私も外国人ほどではありませんが、以前に比べて積極的に会話することができるようになっていると思います。受け身になるのでなく何事も能動的に、ぜひこれを心に留めて留学生活を送ってほしいと思います。また出国前に単語の勉強をしておくことをおすすめします。

 

   今回のレポートはこれにて終わりたいと思います。