こんにちは。現在、アメリカのワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community College で留学をしている社会学部社会学科3年のKOです。私は、奨学金留学を利用し3月末から留学をスタートさせました。留学準備のサポートをしてくださった先生方や家族には感謝でいっぱいです。ありがとうございます。こちらが初めてのレポートとなり、留学が始まってから1ヶ月しか経っていないですが、本レポートでは初期のこれまでの様子をお伝えできればと思います。
(学習面)
Whatcomは4クオーター制で、私は現在4月2日から始まった春クオーターで、英語学習者向けのESOLを受講しています。ここでは、渡航前に行われるzoomでの面接と簡単な論文をもとに細かくレベル分けがされます。私は現在、レベル5で英語学習者向けの授業を4つとっており、平日毎日朝から昼過ぎくらいまで授業があります。授業の内容は、基本的な文章の書き方、記事の要約とスピーチ、アメリカでの過ごし方などについて教わっています。グループ活動が多く、リスニング、スピーキングの練習機会もたくさんあり、4技能のバランスがとられている為、英語力がとても伸びている実感があります。国籍や年齢層も様々なため、色々な知見を得ることができとても面白いです。先生は優しい方ばかりで、授業中でも質問すれば丁寧に色々と教えてくれます。授業は先生方とコミュニケーションをとりながら行われ、みんなも完璧な英語を話せるわけではないので、ミスを恐れず質問や発言をどんどんしながら授業に参加することがとても大事だと感じています。課題の量も現段階では少なく、空き時間も結構あります。ただ、レベルが上がれば上がるほど課題が多くなると聞いています。なので授業後は、ネイティブと触れ合ったり、遊びに出かけたり、自主学習をして、英語に触れる機会を増やすことが大事だと思います。
(生活面)
生活面では、とても楽しく留学生活が送れています。私は学校のすぐ隣の寮で4人部屋に住んでいるのですが、とても快適です。最初は新しい生活に少し不安がありましたが、ベリンハムの人々がとても親切で、アメリカ人のフレンドリーでウェルカムな人柄のおかげですぐに慣れることができました。4人部屋には1人1人の個人部屋と共有のバスルームが2つ、共有のキッチンとテーブル、ソファ、テレビがあります。1階のロビーには共有のソファやテーブル、キッチンがあります。意外にも近くには安いスーパーや美味しいレストラン、大きいショッピングモールもあり、バスも無料で使えるのでとても暮らしやすいです。現在は円安が進んでおり、物価は高いですが、フリーで食材をもらえるところがアメリカにはあり、とても助かっています。寮暮らしの自炊や家事はアメリカでの生活が習慣化されればストレスもあまり感じずにできています。寮は教室から歩いて5分ちょっとのところにありますし、友達とも遊びやすいので、とても利点を感じています。授業は基本午前中に終わるので、授業後に友達と学校のジムに行ったり、寮や周辺で遊んだり、イベントに参加したりして楽しい毎日を過ごせています。アメリカの大学にはイベントがたくさんあり、私はほぼ全部に参加しました。おかげで多くの友達と交流することができ、楽しい時間を過ごせています。最近は車を持っているアメリカ人の友人と何人かで、シアトルとバンクーバーへ旅行に行きました。ベリンハムは比較的自然が多く田舎の方ですが、車があれば1,2時間ほどで気軽に郊外へ旅行に行けるのも良い点だと感じています。こっちでは自分にとっては新しいことばかりで、とても良い刺激になっています。アメリカ人同士のリアルな英語は聞き取ることが困難で、分からない時が多々ありますが、それでも積極的に話そうとすれば教えてくれますし、毎日英語を聞き取っているうちに耳も慣れ、楽しくコミュニケーションを取れています。
(最後に)
これまでの留学初期で大事だと感じたことは、生活にはやく慣れるためにも積極的に色々行動してみること、英語ができなくても言いたいことは上手く伝えようと努力することです。たまに自分の英語力の無さを感じることもありますが、英語だけの環境でたくさんの人と交流し、1人の時間も大切にして学習を続けていれば、自然と伸びてくると感じています。こっちの人たちは思っていた以上に親切で、今は生活に関して不安はほとんどなく暮らせています。まだ留学は始まったばかりで、これからも色々な経験があると思いますが、何事も全力で頑張っていきたいと思います。