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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【インドネシア】パジャジャラン大学

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こんにちは!国際関係学部国際文化学科3年の岡田です。私は現在、協定校留学生としてインドネシアにあるパジャジャラン大学に留学しています。2023年9月から留学・第1セメスターが始まり現在は第2セメスターの中間テストが終わったところです。あと1か月で第2セメスターが終わり、日本に帰国しなければなりません(泣)今回は3回目のレポートなのでインドネシアのラマダンの様子と授業・休日の過ごし方についてお話ししたいと思います。

 

 

初めにラマダンについてです。授業で習ったことがある方もいると思いますが、ラマダンとはイスラム暦(ヒジュラ暦)の9月にあたる月で、イスラム教徒はこの約1か月間断食を行います。今年は3月11日~4月9日の30日間でした。ラマダンの間は開いている飲食店普段より少なく、キャンパス横の食堂は飲食している人の姿が見えないように軒先が布で目隠しされていました。この1か月の間は私も午前3時ごろに起きて軽食を食べました。BIPA生の中では、タイ人とミャンマー人の女の子がイスラム教徒なので一緒に断食をしていました。午後6時ごろの断食明けの食事ではみんなで集まってご飯を食べることが多かったです。また、BUKBER(Buka puasa Bersama)という略語が作られるほど、断食明けの食事は家族や友達と集まって食べることが多いようです。

 


そして約1か月の断食が終わるとイドゥルフィトリという断食明けのお祭りが始まります。祝日としては2日だけですが、前後に休みを取る会社が多く、私の大学は10連休でした。イドゥルフィトリはほとんどの人が実家で過ごします。なのでジャカルタやバンドンなどの大きな都市は普段より人が少なくなります。私はジャカルタの親戚の家でイドゥルフィトリを過ごしました。親戚の家で過ごしている間は、親戚の親戚やご近所さんなどたくさんの人が家を行き来し、たくさんの贈り物を送り合っていました。街中がどこもかしこもお祝いムードでとても楽しかったです。

 

 

次は授業・休日の過ごし方についてです。授業は前回も説明したように、月~金の午前中です。5月の中旬に中間テストがあり、今回は長文読解が多く難しかったです。今学期はキャンパスの近くにあるBiology Musium(地質学博物館)に見学に行きました。インドネシアで起きた噴火や歴史について学ぶことが出来ました。今学期も終わりにKKLが行われる予定です。休日は友達とご飯を食べたり遊びに行ったりしています。5月には数人のBIPA生とBIPAの先生でジャカルタにある遊園地に行きました。イドゥルフィトリ中の休日で、ジャカルタだったとはいえ沢山の人であふれかえっていました。しかし、いくつかのアトラクションに乗りたくさんおしゃべり出来てとっても楽しかったです。

 

 

この留学で日本では体験することの出来ないラマダン・イドゥルフィトリの文化を体験することが出来ました。また、パジャジャラン大学のBIPAはみんなの仲が良く、色々な国の人とお友達になれます。授業もとても充実していて毎日が楽しいです。インドネシアに興味がある方はぜひインドネシアに留学してみてはいかがでしょうか。