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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【韓国】慶南大学 2024年度サマープログラム⑥

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2024年8月4日から23日まで、慶南大学が実施するサマープログラムに参加させていただきました。他の大学や他の国の学生と交流でき、3週間で語学授業や文化体験などより充実した生活を送りました。

 

 

1.語学授業
3週間のうち9日間、1日3時間の韓国語授業があり、3人の先生が3日間ずつ交代で授業をしてくださりました。韓国語ができなくても3つのクラスに分かれているので、そのクラスに合わせて先生も授業をしてくださります。ただ、先生はみんな日本語ができないので、授業はすべて韓国語で行われます。私は上級のクラスで授業を受けましたが、自分がどのくらい韓国語ができるのかを確認でき、またほかの学生も韓国語ができるのでいい刺激を受けた授業になりました。
夜にはK-POPダンスの授業がありました。慶南大学のダンス部の学生が先生となって教えてくれました。2時間の中でゆっくり、丁寧に教えてくださりました。3グループに分かれてそれぞれ課題曲を踊ります。そして最終日の閉会式で披露します。

 

 

2.文化体験
授業の中で韓国の文化体験が行われました。テコンドー、キムチとキンパ作り、野球観戦、ソウル観光、サムルノリなどがあります。野球観戦では、応援歌を語学授業の中で練習する時間がありました。日本とは違う雰囲気で、とても楽しかったです。普段なかなかすることのない体験ができたので、このイベントに参加してよかったと思いました。

 

 

3.生活
基本は寮で生活します。坂の上にあるので寮に行くまで結構時間がかかります。寮の中は2人1組で部屋を使い、ルームメイトが同じ大学の人もいれば、他大学の人もいました。ベッド、収納、机はあります。トイレ、シャワー室、ランドリーは共同で、休憩室にはテレビもあります。冷蔵庫はないですが、電子レンジ、浄水器はあります。洗剤や日用品で足りなくなったものは近くのロッテマートで買えるので安心です。
食事は基本学校の外で食べました。朝は授業がある日は、近くのコンビニで毎回買って食べました。冷蔵庫がないのでいちいち階に行かないといけないのが大変です。昼は食堂がありますが、初日だけそこで食べて、ほかの日は学校の外で食べました。学校の周りはご飯屋さんがたくさんあり、3週間だけでは足りないくらい種類も多かったです。テイクアウトして自分の部屋で食べるのもありです。

 

 

4.休日
土日は釜山に行くことが多かったです。韓国人の方と行ったり、同じ大学の友達と行ったりしました。慶南大学がある昌原市からバスで1時間ほどかかります。西面でショッピングをしたり、広安里にドローンショーを見に行ったりしました。私は、釜山で食べた冷麺がほんとに美味しくて忘れられないです。

 

 

最初、私は自分一人で海外に行ったことがなかったし、行って空港からどうすればいいのかぎりぎりまでわからなかったのでとても不安でした。友達ができてからは不安もなくなり楽しく過ごせました。学校のあの急な坂道も今となっては恋しく感じます。このプログラムに参加したことによって韓国語の上達だけでなく、交友関係も広がりました。日本に帰ってからも一緒に参加した人たちと遊んだり、台湾の友達が東京に遊びに来てくれたりしました。
旅行だとこのような文化体験はなかなかできないので参加してよかったです。韓国語がわからない人でもサポートしてくれる現地の韓国人学生の方や周りの韓国語ができる学生が助けてくれるので心配なかったです。

私はソウルしか行ったことがなかったのでこの3週間で釜山観光、文化体験、言語学習ができてとてもよかったです。夏休みにとてもいい思い出になりました。