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ダブルディグリープログラム派遣生の近況報告(就活の進め方について)

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ダブルディグリープログラム(詳細はこちらからご覧ください)で現在派遣されている村田晴周さんから近況報告が送られてきました。

就職活動についてかいてあります。以下村田さんからの報告です。

 

こんにちは!私は2023年の2月から、ダブルディグリープログラムを利用して、北京外国語大学(以下「北外」)に留学しています。北京での滞在期間はすでに1年を超え、留学生活もだいぶ板についてきました。今回は、ダブルディグリーを検討している学生が気になる、留学中の就職活動について、注意点とその対策を紹介したいと思います。

留学中の就職活動は、企業説明会や面接のオンライン化によって、ハードルがかなり低くなりました。多くの企業が、最終面接以外ではオンラインの日程を設けており、留学先にいながら日本にいるのと同じように就職活動を進めることができます。

しかし、留学先大学のスケジュールには十分注意すべきです。北外では、2月末または3月上旬から授業が始まるので、3月1日の選考解禁とちょうどバッティングしてしまいます。4年生でも1週間に8コマ程度授業があり、週4日は登校しないといけないので、就職活動とのスケジュールの兼ね合いは非常に困難です。せっかくの留学中の授業ですが、やむを得ず授業を欠席しなければならないこともあるということを覚悟しておいてください。北外では、就職活動参加のための欠席は公欠扱いにはならないので、最終面接などで一時帰国する際には、自分の出席日数に注意が必要です。欠席日数が授業日数の1/4を超えると期末試験に参加できないので気を付けましょう。また、北外では4月末に卒業実習があり、4泊5日で上海周辺に滞在し、企業参観などを行います。ノートパソコンを持ち込んで、移動時間などを使って面接に参加することも可能ですが、接続環境が不安定なこともあるので、あまりおすすめはできません。4月末に選考がある場合は気をつけてください。

このように、スケジュールという点で困難の多い留学中の就職活動ですが、事前に対策を講じておくことで、いくらか負担を減らすこともできます。特に、1、2年生の内に、選択授業の「キャリアデザイン」を取っておくことをおすすめします。早めに自己分析や業界分析を行っておくことで、3年生の夏からインターンシップに参加し、その後の早期選考へとつなげることができます。また、「キャリアデザイン」を受講しなかった場合でも、キャリアセンターのインターンシップ講座や選考対策などにオンラインで参加して、就職活動に有用な情報を手に入れることができます。他にも、キャリアセンターでは、合同説明会やアドバイザーとの面談など、オンラインで参加できる企画やサービスがたくさんあるので、ぜひ留学中に活用してください。

留学中の就職活動では、このほかにも様々な困難がつきまといます。しかし、キャリアセンターのサービスをはじめ、先生や友達、家族などのサポートをうまく活用することで、就職活動と留学先での学習を両立させることもできます。ダブルディグリー留学を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

中国にいても頑張って就職活動されていますね。

大変なことも多いでしょうが,最後まで頑張ってほしいですね。