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中国語学科 第27回国際シンポジウム開催報告

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7月20日(土)、Zoomミーティング方式により、第27回国際シンポジウムを開催しました。

 

当日は国内外より45名の参加者があり、中国語学、日中対照研究、中国音韻学、方言学に関する多彩な研究発表と講演が行われました。

 

リモート開催の利点として、著名な研究者に講演頂く機会が得やすくなったことに加え、研究領域である中国から多数の研究者、院生の方に参加頂き、学術交流の方法が多様化した点があげられます。

 

ご講演頂きました羅福騰先生、彭広陸先生、参加頂いたみなさまにこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

研究発表

◆陶 源(中国言語文化学専攻博士課程前期課程)

  談話場面における移動動詞”来”と”去”の選択基準

   司会:楊 璇

◆祁 吉曼(山東大学大学院博士課程・大東文化大学大学院客員研究員)

  中日両語における因果関係を表す複文の分類体系への再構築

   ―カテゴリーの類縁性の視点から―

   司会:上田 裕

◆陳 小珍(麗水学院副教授)

  五臣注《文選》特殊音切校釈

   司会:大島吉郎

◆大島吉郎(中国語学科教授)

  “了2”の認知的意味について―心的走査の方向性を中心に

   司会:秋山 淳

◆高橋弥守彦(大東文化大学名誉教授)

  中日両言語の語順について

   司会: 竹島 毅

講 演

◆羅 福騰 先生(Singapore University of Social Sciences教授)

  山東方言語法研究的回顧与展望

   司会:趙 葵欣

◆彭 広陸 先生(北京理工大学教授)

  主観量の中日対照研究―主観量と客観量との関係を中心に―

   司会:大島吉郎

大学院中国言語文化学専攻 院生中間報告会開催報告

今年度第1回大学院中国言語文化学専攻の院生中間発表会が下記日程で実施されました。

 

■期日:7月13日(土)

■時間:09:30~11:00

■方式:Zoomミーティング方式

 

◆趙藝琛(前期課程2年)

 「江南製造局訳館の「口訳筆受」翻訳手法――《美国憲法纂釋》を事例に」

◆福原茉莉(前期課程2年)

 「”把”構文の認知言語学的考察」

◆金河林(前期課程研究生)

 「テキストタイプの観点からゲームソフトの翻訳ストラテジーを検討」

■ 司会 滕暁程(後期課程1年)