Asia education

「中学生のためのアジア理解教育」が開催されました(11月20日)。

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11月20日、新5号館0312教室において、東松山市立白山中学校の1学年(40名)を対象に「国際理解教育」が実施されました。昨年に続いて二回目の開催です。

名付けて「中学生のためのアジア理解講座」。

今回の講師は、国際関係学部の김초연(キム・チョヨン)さんと、大学院アジア地域研究科のश्रेया वाघ(シュレヤ・ワグ)さんです。

第一部のテーマは「外国人から日本人はどう見える?」。「目の前にいる白山中の一年生の第一印象は?」からはじまり「日本に来る前と来日後では日本のイメージが変わりましたか?」「日本の大学生の印象は?」「日本に来て一番驚いたことは?」「好きな日本食と嫌いな日本食は?」「将来の夢は何ですか」など数々のトピックについて語ってもらいました。






 

授業の進行をする新里教授

日本の感想を話すキムさん(左)とシュレヤさん(右)

「かわいい。制服が似合っている」。白山中生への第一印象です。「日本は地震が多く危ない国だと思っていたけれど、耐震補強がしっかりしていて安心だとわかった」「駅のホームドア(韓国ではホームスクリーンというそうです)が韓国に較べて少なく事故が多いのが悲しい」「チョコレートがおいしい」とはキムさん。「日本とインドはまったく違った文化だと思って来日したけれど、日本で暮らしてみて、インドと日本は文化的に似ているところも多いことに気づきました」「パンがおいしい」とシュレヤさん。キムさんとシュレヤさんの話に、中学生の皆さんはどんな「異文化」を感じたでのしょうか。

 

第二部は「アジアの言葉であいさつを覚えよう」。今回は、韓国語とヒンディー語のあいさつです。

「नमस्ते ナマステー」「안녕
アンニョン」(こんにちは)
「धन्यवाद ダンニャワード」「감사합니다 カムサハムニダ」(ありがとう)
「अच्छा アッチャー」「안녕
アンニョン」(さようなら)
「आगे बढो アーゲー バドゥー」「힘내세요 ヒムネセヨ」(がんばって)

大きな声で・・・「ナマステー!」

ご褒美のお菓子を配るキムさん

キムさんとシュレヤさんのやさしい指導で、生徒たちは、楽しそうに綴りを書きながら、大きな声で元気に発音練習を繰り返しました。「どこから書けばいいのかな?」。はじめは綴りが少し難しそうに見えたヒンディー語も、「横棒は最後に書きます」というシュレヤさんの一言で、みんながすらすらと書けるようになりました。

最後に、がんばった中学生の皆さんに、キムさんとシュレヤさんから「ご褒美」が配られました。シュレヤさんからはインドのお札が、キムさんからは韓国のお菓子が手渡されました。

今回のアジア理解講座をきっかけに、韓国やインドをはじめとするアジアの文化や人々の暮らしにもっともっと興味をもっていただければと思います。