5月13日、ときがわ町立萩ヶ丘小学校において、今年度初となる「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。この4月に15名の新入生が加わり俄かに大所帯となった民族資料研究班(民研)。当日は、顧問の飯國有佳子先生と茂木達也君以下総勢25名の学生が、ユーモアと活気に溢れる授業を展開し、小学生たちも大喜びでした。
対象は1年生から3年生の皆さん。テーマは「世界のあそび」。「じゃんけん」「ロンドン橋落ちた」「ハンカチ落とし」――お馴染みの遊びですが、世界の国々ではどんなふうにやっているのでしょうか? 日本の「グー・チョキ・パー」は、韓国では「バイ・カイ・ボ」です。東南アジアでは「グー・チョキ・パー」のかわりに、人や動物をイメージして、指やジェスチャーを使います。インドネシアでは、ゾウ(親指)、人間(人差し指)、アリ(小指)、ミャンマーでは、トラ(チャー)、軍人(ボー)、鉄砲(タナッ)など。
英語の歌を歌いながら「ロンドン橋落ちた」で遊んだあとは「ハンカチ落とし」です。日本だけではなく、カナダ、タイ、スペイン、カンボジア、ケニアでも人気のある遊びだそうです。授業では、カナダの「ダック・ダック・グース」のゲームで大暴れしました。