11月15日、研究班「大豆のアジア学」が開発した「飲む枝豆(枝豆ジュース)」が掲載された『地域資源活用 食品加工総覧』(追録13号)が、農山漁村文化協会から刊行されました。「枝豆ジュース『飲む枝豆』」は、「特徴的な加工品と加工方法」編に掲載されています(593頁から596の5までの8頁)。
概要は以下の通り。「飲む枝豆」の特徴(味と風味の官能評価・「飲む枝豆」の栄養成分検査結果、主材料(まぼろしの在来黒大豆「鳩山大豆」=宇宙大豆のこと)、「飲む枝豆」のつくり方、商品開発のコンセプトと実現への取組み(3つの方針・エダマメらしさが生きるミックス素材とは・「埼玉の農産物全国トップ10」への着眼・物語性は養蚕地帯を象徴するクワの葉で)、「飲む枝豆」を開発するまでに大学・地域連携、大東文化大学と鳩山町、今後の課題と展望(耕作放棄地、作付け減少に立ち向かう「ふるさと支援隊事業」の展開・完熟ダイズ収穫・販売からエダマメ収穫体験での販売へ・「飲む枝豆」でエダマメ収穫体験の集客力アップを)。
「大豆のアジア学」では、品質の向上を目指すとともに、「埼玉県中山間ふるさと支援隊」事業の成果として、商品化に向けた検討を本格化させたいと考えています。