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日本文学科

カリキュラム・授業・ゼミ紹介

授業・ゼミ紹介

日本文学概説2藤尾 健剛

教科書に掲出されることの多い作品、―「舞姫」「こゝろ」「羅生門」「城の崎にて」「檸檬」「山椒魚」「山月記」など、15編ほどの作品を取り上げています。高校までの学習で教わったことと比較することで、文学作品を分析・解釈するとはどういうことか、文学研究が何を目指すものなのかを理解していただけると思います。

日本文法論冨樫 純一

「ことばと人との関わり」に注目し、日本語の使われ方や仕組みを学びます。前期は敬語を取り上げ、他者を敬うときのことばの成り立ちを考えます。後期はマンガや小説などの登場人物のセリフに注目し、特徴的な表現の由来やイメージの差異を探ります。

比較文学・文化特殊講義1大西 由紀

明治・大正の翻訳文学を読み、欧米の文学と文化が近代日本に及ぼした影響を確認するとともに、言語や文化の違いがどのように乗り越えられてきたのかを考えます。取り上げる文章の多くは、旧かな・旧漢字で書かれていたり、七五調だったりと癖がありますが、少しずつ読み方を覚えていきます。

日本文学史概説1田村 正彦

中世から近世の諸作品を読み解きながら文学の流れを概観します。国語便覧に出てくる有名作品はもちろん、そこには載らないような無名の作品や、歴史、宗教、民俗、絵画などの資料を総合的に分析することで、文学史のもつ根本的な意味を明らかにしていきます。

中古文学演習德植 俊之

ゼミという少人数の授業です。平安文学に関する基礎知識や読解力の養成など研究に必要な基礎・基本から、変体仮名という写本に書かれた文字の読み方まで広く取り上げます。さらに各自で自由にテーマを選び、その研究成果を発表。全員で討論し深めていきます。

古典文学特殊講義2藤井 史果

江戸時代を通して長く愛され続けた文芸「噺本」に焦点をあて、文字で表現された“笑い”の変遷とその特質について考えます。また、テーマの共通する落語の鑑賞を通して、江戸文化が現代にどのように受け継がれているかについても理解を深めます。

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研究テーマ一覧

  • 比較文学・文化/翻訳論
  • 日本近現代文学
  • 近現代文学
  • 中世文学/文学と絵画
  • 比較文学/近現代文学批評
  • 日本語学
  • 平安文学/国語教育
  • 日本と西洋の比較文学・文化
  • 日本近世文学
  • 上代文学/神話、説話文学
  • 環境文学

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