臨床場面の成人期の事例を用いて、これまで学んだ知識・技術を活用し適切な看護を実践するために必要な思考と技術を学修します。また後期の実習につながるように、情報収集力やアセスメント力を高める演習を行っています。

看護師には患者を正しく診る（看る）ための力が必要です。本科目では、正確な情報を得るための正しい知識・技術と得た情報を正確にアセスメントする能力を養うことを目的に、学生同士やシミュレーターを活用してフィジカルアセスメントについて学修します。

実際の地域に提供されているサービスを調べ、子どもから高齢者までの模擬事例を用いて、住み慣れた地域で生活を続けるために必要なサービスや支援を考察します。地域包括ケアシステムのあり方について学び、成果を発表しています。

東洋医学は、東アジアの多様な文化背景に深く関わりながら発展してきた学問で、人の健康において自然・生活環境と体内とのバランスを重視しています。本科目は湯液（漢方薬）、経穴（ツボ）等の知識を活用し、自然治癒力を高めるケアについて学びます。

本科目は、1グループ5~6名の学生が2チームに分かれ、1チーム2~3名の患者を受け持ちます。既習の知識や態度など3年間の学びを統合し、個人・チームとして根拠に基づいた看護を実践・学修します。また、看護管理の役割・機能についても学びます。

本科目は、通所サービスでの実習を通して、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けるために必要な支援のあり方を学びます。実習前に高齢者疑似体験を行い、高齢者の加齢変化や生活について話しあいを行い高齢者の理解を深めています。