Graduate school

アジア地域研究科

専攻概要

アジア地域研究専攻

博士課程 前期課程

博士課程前期課程では、世界情勢に関する総合的な洞察力を修得し、アジア諸地域の歴史的経験をふまえて政治、経済、社会、文化などに関する今日的な課題について考察していきます。そのために「アジア地域研究」「地域研究特殊講義」といった科目を準備しています。また、フィールドワークの方法を実践的に修得する「地域調査方法論」、グローバル化と多文化共生の時代に対応して、日本に学ぶ留学生が日本語による論文執筆と運用能力の向上を目指す科目、世界に研究成果を発信することを目標とする院生が英語による論文執筆と運用能力の向上をめざす科目も設置しています。さらに、大学院で学んだ専門知識を生かした職業教育も提供しています。

博士課程 後期課程

博士課程後期課程では、博士課程前期課程で修得したフィールドワークの実践的な方法論や、外国語の高度な運用力を生かしながら、アジア諸地域に根差し、地域の人々と共に歩み、世界に発信し、貢献することを目標とします。長い時間をかけてアジア地域が育んできた固有の伝統の価値を理解し、尊重する姿勢と、新しい時代の変化を読み取り、適切に対応する柔軟性を養うために、具体的な諸問題についてより深く追究していきます。そのために、学内で行われる学術交流会や国際会議での報告のほかに、随時、学外での成果発表や論文執筆が奨励され、国内外で評価される高度な水準の学術論文の完成を目指します。