Graduate school

文学研究科

教育研究上の目的および基本方針(3つのポリシー)

文学研究科 博士課程前期課程

教育研究上の目的

文学研究科博士課程前期課程・修士課程は、人間の生き方やあり方を考究する総合的な人間学としての文学をはじめとする人文諸科学の真髄を理解し、かつ広範な知識を修得し、新しい価値観を創造し人類文化の発展に寄与することができる高度な研究能力及び職業能力を持った人材の養成を目的とします。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

文学研究科博士課程前期課程・修士課程は、教育目標に定める人材を育成するため、所定の期間在学し、所属研究科において定める専門分野に関する次のような高度な能力を身につけ、修士論文および修了作品(書道学専攻のみ)が審査のうえ合格と認められた学生に修士(日本文学・中国学・英文学・書道学・教育学)の学位を授与する。

    • (1)人文諸科学の高度で専門的な学識を修め、5専攻各々の専門に関わる深い知識を持ち合わせている。
    • (2)5専攻各々が求める高度な専門技能を身につけ、それらをもって社会に貢献することができる。
    • (1)5専攻各分野における学習・研究課題について、幅広く専門的な知見をもとに、論理的に思考・考察・判断し、結論に至るまでを的確に表現し発信することができる。
    • (1)5専攻各分野における学修・研究課題を明確に意識し、それらに意欲をもって取り組み、その成果を生かす研究者・専門的職業人として積極的に社会に貢献することができる。
    • (2)多文化共生に関する諸問題について広く関心を持ち、東西文化の融合を探求することができる。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

文学研究科博士課程前期課程・修士課程は、修了認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。

1.教育内容

  1. 5専攻それぞれに、修士論文作成を目標とする研究指導科目として演習科目を設け、研究指導教員が指導する。
  2. 書道学専攻では、修了制作を目標とする研究指導科目として演習科目を設け、研究指導教員が指導する。
  3. 日本文学・中国学・書道学の3専攻においては特殊研究科目を、英文学・教育学の2専攻においては特殊講義科目を設け、それぞれの分野の高度な専門知識を修得する。
  4. 5専攻それぞれに、各専門性を深め、学識の幅を広げるための関連講義科目を設ける。
  5. 日本文学専攻の現職教員一年修了コースでは、一年間で修士論文を作成するための演習科目「課題演習」を設け、研究指導を行う。
  6. 日本文学・中国学・書道学の3専攻では、外国語科目(英語・中国語)を設け、外国語の文献を理解する語学力を養成する。
  7. 英文学専攻では、実習科目として「インターンシップ実習」を設け、実践力を養成する。
  8. 教育学専攻では、全員必修の導入科目「教育総合研究」を設ける。

2.教育方法

  1. 演習科目では、少人数による文献読解法及び研究法を基に、修士論文作成のための指導を行う。
  2. 特殊講義・特殊研究、及び関連の講義科目では、教員による講義を基に、教員と受講者相互の調査・研究の進展をはかる。
  3. 書道学専攻では、理論・実技(実作)の両面の指導を行う。

3.評価方法

  1. 学位授与方針で掲げられた能力の達成状況を、文学研究科5専攻各々における単位取得状況、研究指導受講状況、学位論文等の結果によって評価するものとする。
  2. 2年間の総括的な学修成果として、複数教員による論文等の評価を行う。
  3. 各年度末に「大学院生研究活動報告―文学研究科―」を提出させ、評価の参考とする。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

文学研究科博士課程前期課程・修士課程は、教育研究上の目的、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)に基づき、次のような要件を備えた受験生を各種選抜試験によって受け入れる。

    • (1)入学にあたり、5専攻各々における、高度で専門的な知識を習得することができる学力を有している。
    • (2)5専攻各々が求める高度な専門技能を身につけ、それらをもって社会に貢献しようと志している。
    • (1)5専攻各々の分野における学修・研究課題を明確に意識し、その対応方策について思考・考察・判断し、それらを表現し発信することを目指している。
    • (1)5専攻各々における学修・研究課題を明確に意識し、それらに意欲をもって取り組み、幅広く学ぼうとする姿勢を有している。

文学研究科 博士課程後期課程

教育研究上の目的

文学研究科博士課程後期課程は、博士課程前期課程での教育内容をさらに深め、人文諸科学(日本文学・中国学・書道学)の真髄を理解し、かつそれに関するより広範な知識を修得し、新しい価値観を創造して人類文化の発展に寄与することができる高度な研究能力及びより専門的な職業能力を持った人材の養成を目的とします。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

文学研究科博士課程後期課程は、教育目標に定める人材を育成するため、所定の期間在学し、所属研究科において定める専門分野に関する次のような高度な能力を身につけ、博士論文が審査のうえ合格と認められた学生に博士(日本文学・中国学・書道学)の学位を授与する。

    • (1)日本文学・中国学・書道学の各分野において、より高度で専門的な学識を修め、深い知識を持ち合わせている。
    • (2)日本文学・中国学・書道学の各分野が求める高度な専門技能を身につけ、それらをもって積極的に社会に貢献 することができる。
    • (1)日本文学・中国学・書道学の各分野における学修・研究課題について、幅広く深い専門的な知見をもとに、その対応方策について論理的に思考・考察・判断し、結論に至るまでを的確に表現し発信することができる。
    • (1)日本文学・中国学・書道学の各分野における学修・研究課題を明確に意識し、それらに意欲的に取り組み、その成果を生かす高度な研究者・専門的職業人として積極的に社会に貢献することができる。
    • (2)多文化共生に関する諸問題について広く関心を持ち、東西文化の融合を探求することができる。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

文学研究科博士課程後期課程は、修了認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。

1.教育内容

  1. 日本文学・中国学・書道学の3専攻のそれぞれに、博士論文作成を目標とする研究指導科目として演習科目を設け、研究指導教員が指導する。
  2. 日本文学・中国学・書道学の3専攻のそれぞれに、特殊研究と関連科目の講義科目を設ける。

2.教育方法

  1. 演習科目では、前期課程における個々の研究を更に深め、学界に通用する研究論文、博士論文作成を目指し、研究指導教員が指導する。
  2. 特殊研究と関連科目の講義科目では、研究に必要な文献読解能力を養成し、各分野における高度な専門的知識を修得する。

3.評価方法

  1. 学位授与方針で掲げられた能力の達成状況を、文学研究科3専攻各々における単位取得状況、研究指導受講状況、学位論文等の結果によって評価するものとする。
  2. 3年間の総括的な学修成果として、複数教員による論文の評価を行う。
  3. 各年度末に「大学院生研究活動報告―文学研究科―」を提出させ、評価の参考とする。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

文学研究科博士課程後期課程は、教育研究上の目的、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)に基づき、次のような要件を備えた受験生を各種選抜試験によって受け入れる。

    • (1)博士課程前期課程・修士課程レベルにおいて修得した知識・理解を基に、日本文学・中国学・書道学の各分野において、さらに高度な専門性を修得しようとする意欲がある。
    • (2)日本文学・中国学・書道学の各分野が求める高度な専門技能を身につけ、それらをもって広く社会に貢献しようと志している。
    • (1)日本文学・中国学・書道学の各分野における学修研究課題を明確に意識し、その対応方策について適切に思考・考察・判断し、それらを明晰な論理によって表現し、広く発信することを目指している。
    • (1)日本文学・中国学・書道学の各分野が求める高度な専門能力を身につけ、その成果を国際的水準において実現し、広く発信していくことを目指している。