Graduate school

スポーツ・健康科学研究科

委員長からのごあいさつ

研究科の取り組みは、わが国の将来を見据えた貢献度の高い分野といえます
スポーツ・健康科学研究科委員長高山 成伸Takayama shigenobu

現在、わが国は加速的に進む少子高齢化社会の中、生活習慣病・メタボリック症候群に加えて、近年のコロナ禍による生活様式の変化がもたらす健康障害やストレス性疾患もさらなる深刻な課題となっています。今日、人々が健康に過ごす為には、個々人がより主体的でより日常的に健康維持や増進に関わることが重要とされ、健康に向けた社会づくり、スポーツ活動、医学、スポーツ医学、医療福祉学等を通じた横断的な教育研究は今後必須であり、まさにスポーツ・健康科学研究科における取り組みは、わが国の将来を見据えた貢献度の高い分野と考えます。

本研究科は「スポーツ科学分野や健康科学分野での研究活動を通して、健康づくりに貢献できる人材の育成と健康増進を科学することに寄与できる人材の育成」を教育理念とし、スポーツ関連分野と健康関連分野からなる修士課程を設置しています。カリキュラムは、生理学・力学・社会学等を基礎とするスポーツ科学分野から医学や医療に関する健康科学分野に及ぶ授業で構成された、横断的で学際的な教育研究を特徴とする独創的で創造性豊かな大学院です。

スポーツ・健康に関する学問分野に強い関心を持ち、そして関連する諸問題に対し意欲的・積極的に取り組める人を大学院生として迎え入れ、スポーツや健康あるいは医療に関連する現場および研究機関において多様な形で活躍する人材を育成し輩出することを目指しています。